表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/509

33、すれ違い、かみ合わない物語 S


僕はあの人じゃないし、勿論あの人の代わりでもない。

ねぇ、お願いだから”僕”を見て(”あの人”を見ないで)。

 ”僕”に笑いかけて(”あの人”に笑いかけないで)。

 ねぇ、どうすればあなたは”僕”を見てくれるの?




少年:”世界を書き換える力”を持った少年。記憶を失っている。無神論者。高所恐怖症。マイペースで素直。常識がない。神族とその血を引く者しか扱えない聖魔法を使うことが出来る。多少ひねくれたところもある。お人よし。

・その正体はこの世界の最高神。部下(神族)に”上”から物理的に突き落とされて記憶を失った。


少女:倒れている少年を見つけた少女。活発で素直。熱血正義感。


青年:少年に親切にしてくれる青年。何故か少女に敵意を持っているようだ。

・神族。神様を突き落とした張本人。ヤンデレ。自分は誰かの代わりなんだと思っている。神様至上主義。


誰か:夢の中でだけ少年の前に現れる。マイペース。誰かに似てる気がする。度々はっきりしないが意味深な事を少年に言うだけ言って消える。

・神様。記憶を失う前の少年自身。全てを識ることができるが、何でもできるわけではない。青年の事を気にかけている。慈愛の神。性別はない。




神様なんかいなくたって、世界は何事もなかったように回っていく。

ボクなんかがいなくなったって、世界は動きを止めたりはしない。

所詮、生き物は世界から見れば、取替えのきく歯車だ。


君は君、でしょ。私は、難しい事はよくわからないけど・・・ヒトは誰かの代わりになんてなれないと思うな。だって、その人はその人でしょ?


・・・ちゃんと伝えられなかった。・・・ちゃんと伝えなかった。・・・それが、こんな事になるとは思わなかった。

―――あの子は泣いただろうか。それとも笑っただろうか。哂っただろうか。怒っただろうか。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ