315、野の獣 S
「結局、狐なのか狸なのかどっちだ」
「そんなの、どちらでもよかろうに」
「大事な問題だろ」
「わちにはどちらでもよいとしか思えぬが」
「お前はどうしてそういい加減なんだ」
「お前さんが細かい事にこだわっとるだけだよ。そこは大した問題じゃない」
猫:ルナシー。
神経質。マイペース。頑固。疑り深い。器用貧乏。頭に血が上りやすい。
時計をいつも気にしている。割と長身な割に(猫背なので)そういう印象がない。物事に対する拘りが強い。日々をルーチンにして安心するタイプ。気を抜くと方言が出る。英語が苦手。
長い爪。猫背。短髪。ドット柄ネクタイ。ゴスロリ風の服装。魚ピン。吊目。メッシュ。真ん中分け。カラーピン。目元にペイント。ペディキュア。マニキュア。チェーン。片耳フープピアス。猫耳フード。童顔。左肩にタトゥー。
・拡散型ルナ。ナイフ型ルナ。刺した相手をランダムで転移させる。飛ばす先は選べないが、傷を負わせるか否かは選べる。自分を刺しても転移は発動する。
・組織の人間が作ったバンドのメンバー。担当はドラムス。メトロノームの異名を持つ。メンバーに不都合があった時の代役を務める事もある。サブリーダーポジション。
・大学卒業済み。バイトで生活費を稼ぎつつバンド活動をしている。接客系のバイト。バイト先では猫を被っているので爽やかな好青年だと思われている。学校でも猫を被っていた。
・体操座りしてると落ち着く。寝る時も丸くなって寝る。母体回帰願望がある。自覚は薄い。
・排他的というか、他人との間に壁を作るタイプ。接触嫌悪。潔癖症ではないが、完璧主義気味。
・組織としての実質活動はない。そもそも組織の活動実態を把握していない。ルナシーの横の繋がりみたいなものと理解している。微妙に間違ってる。
狸:ルナシー。
マイペース。いい加減。臆病。楽観的。人懐こい。ちゃっかりしている
謎方言。その場しのぎの言動が多い。都合が悪くなると寝た振りや死んだ振りをする。トロそうに見えて割と俊敏。適応力が高い。音痴の割に歌いたがる。悪戯好きでそういう事には頭が回る。
年齢不詳。中肉中背、ぽっちゃり系。狸っぽい外見。目元に隈。石畳のような色合いの上着。丸眼鏡。垂れ目。だぼだぼの服。短髪。ゆるふわ系。ベレー帽。葉っぱの形のバッジ。木の腕輪。カラフルなスニーカー。
・拡散型ルナシー。狸の形をしたルナ。808匹にまで分裂する。化ける。幻影も作り出す。分裂すると質量が増える。化ける時質量は50~200%までは変化させられる。
・ルナは人にも物にも怪物にも化ける。彼が知っているものなら何にでも化けられる。
・ある意味で中性的。おっさんなのかおばさんなのかわからない系統。一応見た目の年齢は30歳前後程度なので言うほどおっさんではない。しかし野暮ったいのは否定できない。
・好戦的ではないが、人を揶揄ったり驚かせたりする為には割と何でもやる。標的は知人に限るものの、敵味方、状況お構いなし。思い付いた時に思い付いた事をする。刹那的。
・空気は読まないもの。とはいえ、用もないのに態々余計な事はしない。自分優先なだけ。
・子供の頃は殆ど山の中で暮らしていたとかで、山に詳しい。山に入ると若干テンションが上がる。山中では迷わない。しかし、逆に市街では迷う。ルナのテンションも上がる。