314、強襲部隊 S
「…うえお?」
「カミオです。ウエオじゃありません」
「…アイウエオ」
「カミオです」
「カミオでもウエオでもどっちでもいいけど、用事は何なのさ」
「どっちでもよくはありませんが…用件は簡単です。迷惑行為はやめていただきます。聞かないのなら武力行使もやむなしです」
アサルト:非ルナシー。因子はあるかもしれない。
戦闘部門に所属する女傑。とはいえ、某女史程ではなく、開発部謹製の品々あっての事。ルナを見る為の装備は色の薄く入った眼鏡の形のものを愛用している。
前髪メッシュ。ボブカット。動きやすさとフォーマル(ドレスコード)の兼ね合いから騎士じみた服装をよくしている。どちらかと言えば貧乳。吊目。小さなピアス。へそピアス。細剣。
生真面目。ちょっと性格がキツい。口調もキツい。好戦的。動いてから考える系列。スピードタイプ。機転は利く方だが頑固。礼儀正しい。完璧主義。
・ルナシーに対する偏見がないとは言えないものの、ある程度の知識はちゃんと身に付けている。基本的に高圧的に出る事が多く、戦闘になる事も少なくない。
・学生時代にルナシーの起こした事件に巻き込まれた事をきっかけにこちら側に来た。その時な経験から、陽気なルナシーには関わりたくないと公言している。陽気じゃなければ良いとかそういう話でもないのだが。全てのルナシーを嫌っている訳ではないが…。
・同僚である某エリートの事は、実力は認めているものの、いけ好かない奴と思っている。某女傑は尊敬の対象であり目標。彼女自身若輩だが実力はそれなりに認められている。
・眼鏡無しでも大まかに何処にいるか位なら何となくわかる。但し、小さなルナだと見切れない事もある。確実性を思えば眼鏡はあるにこした事はない。ぼんやりと見える。
アサシン:ルナシー。
元々は警備部を希望していたのだが、色々あって戦闘班に所属する事になった。
陰気。ネガティブ。自虐的。ジメジメ。目立たない。自己主張しない。臆病。考え過ぎて動けなくなるタイプ。行動がマゾい。一撃必殺系の戦法。ヒットアンドアウェイ。真面目。律儀。長いものに巻かれる。
眼鏡。ウルフカット。リストバンド。筋肉質。夜色の髪に榛色の瞳。タクティカルブーツ。指抜き。髪に五色の紐を編み込んでいる。ハの字眉。指の出る手袋。
・侵攻型ルナシー。捕食系ルナ。概念としての捕食の拡張。何でも食べる。体中何処にでも捕食口を出現させる事が出来る。拡張モード時は周囲の任意空間ごと捕食する。
・同僚に忍者扱いされる事があるが、あくまで影が薄いだけで忍者ではない。
・愛用する武器はメイス。サブウエポンとしてナイフと筆架叉も持っている。ナイフは全身に仕込んでいる。ある意味暗器扱い。合計重量は結構ある。失くすとスピードが三割上がる。
・他者の攻撃なども捕食する事でほぼ無効化出来る。捕食出来ないのは自分自身くらい。
・本人は自分はマゾじゃないと言っているが、自分で自分の首を絞めたり自殺行為したり(比喩的な意味で)するので、マゾにしか見えない。わかっていてやっている…はず。自殺願望とかはないはず。
・学問として学んだ陰陽師。家の方針で退魔寄り。初めて一人で挑んだ調伏で下手こいた結果が現在の彼である。色々と思う所がないわけではない。