306、双子の若君 S
鏡映しの双子
「兄さんは本当にあの女でいいの?」
「彼女は素晴らしい女性だよ」
「でも、あの女はあの淫売の一族の女だ」
「自分の価値観とズレてるからって、そんな言い方をするものじゃないよ。それに、彼女は当主にはならないのだから、気にする必要はないさ」
「・・・」
兄:ルナシー。
マイペース。優雅。お人好し。素直。ぽややん。緩い。快楽主義。一途。穏やか。退廃的。淡白。気まぐれ。気分屋。割といい加減。人懐こい。鈍感。楽観的。
柔らかな笑みを浮かべている事が多い。家族思い。あまり好き嫌いをしない。興味のない事には拘らない。忘れっぽい。口笛が吹けない。
赤青オッドアイ。ぱっつん。垂れ目。泣き黒子。ゆったりした服装を好む。和服を着ている事が多い。右耳にピアスをしている。長髪。青紫の結紐。
・拡散型ルナシー。グリフォンの姿をしたルナ。乗り物の代わりにしている。口から炎を吐く。飛行速度はかなり早く、並の飛行生物じゃ追いつけない。気性は冷静。
・家同士のなんやかんやで決まった婚約者がいる。彼女への好意はあるが、正直なところ彼女の実家には出来る限り関わりたくないと思っている。婿入りじゃなくて嫁入りでよかった。
・自分にべったりの弟を多少心配しているが、好きな人の一人でもできれば離れるだろうと放置を決め込んでいる。弟には恋愛結婚をしてほしいと思っている。しかし弟の好みがわからない。
・戦闘力はあまり高くないが、性能が安定している。精神的にもおおむね安定している。
・不安になると爪をかむ癖がある。自覚し改善したいと思っていて、噛まないように手袋をしている。
・双子のテレパシーを自覚していて、大人になってからは意図的に無視している。でもやっぱり最終的には無視しきれなくなるので、駄目だなあ、と思っている。
弟:ルナシー。
真面目。気品がある。律儀。疑り深い。プライドが高い。刹那主義。情が強い。思いつめるタイプ。潔癖症。排他的。敏感。心配性。
仏頂面をしている事が多い。ブラコン。処女厨。耽美系。好き嫌いが激しい。自分のものに固執する。癇癪持ち。口笛が吹けない。
青赤オッドアイ。ぱっつん。吊り目。泣き黒子。かっちりした服装を好む。軍服風の服を着ている事が多い。左耳にピアスをしている。長髪。赤紫の結紐。
・拡散型ルナシー。一角獣の姿をしたルナ。乗り物代わりにしている。角から冷凍ビーム。主と純潔を守っている乙女以外には触れさせない。気性が荒い。処女厨の上にロリコン。
・双子の兄に対して異常なほど強い執着と愛情を持っている。禁忌に踏み込みそうなレベル。鈍感な兄に気付かれていないのをいい事に、いつもべたべたしている。女性に興味がない。
・兄の婚約者に強い敵対心を持ち、嫌っている。兄に見える所で嫌がらせや危害を加えたりはしないが、地味に敵意と嫌がらせを送っている。陰湿。
・戦闘力は地味に高いのだが、ムラがある。精神的にも微妙に不安定。
・不安になると爪を噛む癖がある。ボロボロの爪を隠す為に手袋装備。
・双子のテレパシーを自覚していて、兄との最大の繋がりを思っている。大人になってからは段々薄れている気がして、無くなってしまう事を恐れている。