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294/509

294、それが恋なのかもわからなかった S

人外×少女的な

シルエットは概ね人間

人外が普通に社会に溶け込んでる世界



「ありがとう」

少女はそう言って悲しそうな顔で笑った。

「元気づけようとしてくれてたんだよね」

君だけはいつも通りで、何だか嬉しかった、と彼女は言う。

だけど、そんな事は、そんな高尚な事などはボクは考えてなどいやしないのだ。

「ありがとう」

彼女はそう言って笑った。




少年:小学生。鬼系種族。

乱暴者というかガキ大将。悪戯坊主。弱い者いじめはしないものの、時々洒落にならない様な悪戯もやらかしてしまう。悪ガキ。逃げ足が速い。力持ち。

ツンデレ。直情型。性根は素直というか単純。行動的。気分屋。

三人兄弟の末っ子。兄らに比べれば若干甘やかされて育ったものの、甘ったれではない。

・少女を気の毒がる周りと元気のない少女を見て、いつもどおりじゃないのは何だか調子が狂う、と。彼なりに考えて決めたのは、いつも通りの悪戯を彼女に仕掛ける事。

・少女の寂しそうな、達観した様な笑みを見て彼が抱いた思いは、きっと。



少女:少年のクラスメート。普通の女の子。

ちょっと気弱な感じで、控え目な子。真面目。優しい。大人しい。

何かされても困った様な顔で笑ってるか、悲しそうな顔をするか、とかで、積極的にやり返すタイプではない。芯はしっかりしている。

グループの中心に立つタイプではない。あまり自己主張しない。運動は苦手。ちょっとどんくさい。

・彼女の兄の死をきっかけに、少年と少女の関係性は変化し始める。



長兄:少年の兄。社会人。

真面目。奥手。DT。カタブツというよりはそっち側に臆病で耐性がない。根暗。引っ込み思案。内向的。

彼女いない歴=年齢。曰く、縁がない。高校は男子校、職場も女の人はほぼいないらしい。

服装はきっちりしている。女性恐怖症疑惑。若干オタク趣味の気がある。眼鏡。

話せと言われれば話すけど、積極的には他人と関わろうとしない。恋愛経験は皆無。男としての自分にはあまり自信がない。



次兄:少年の兄。高校生。

ラブラブで付き合ってる可愛い彼女(人間)がいるリア充。付き合うきっかけは既成事実的なものなので、色々と問題はある。

軽薄。チャラ男。垂れ目。服は着崩している事が多い。制服はブレザー。馬鹿。行動的。

性的にだらしない。現在は彼女の尻に敷かれているようなので、そうでもないが、とにかく手が早い上に見境がない。色情魔。

・彼女の事は付き合っているうちに好きになったのであって、手を出したのは軽い気持ちからというゲス。



・少年に胸の中のもやもやを相談できる相手と言えば兄らであるのだが、二人とも極端なのでどちらに相談してもいい方向に進みそうにない。長男は的確なアドバイスが出来ないだろうし、次兄は押し倒せ!のみである。これはひどい。

・両方聞いたら聞いたで、混乱してしまうだけだろう。何気に積んでいる。まあ、本人が自分で頑張るしかない、と言われればそれまでなのだが。





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