289、美女と青年 S
蟹使いの美女と幽霊を見る系男子
「相変わらずこの国には悲しみが蔓延っている」
「悲しみのない世界などないのだから、当然の事でしょう」
「当然、か。…それは本当に当然のものなのか?」
「それを判断するのは私たちじゃない。大衆でしょう」
「大衆、か」
女:ルナシー。
ぽんやり系美女。おっとりしている。マイペース。行動リズムが平均より遅い。注意力散漫。好奇心旺盛。気分屋。何かズレてる。世間ずれしてない。
ワンピースを着ている事が多いのだが、ガードが緩いのか、よくパンチラする。麻呂眉。姫カット。箱入りお嬢様。マニキュアとペディキュアに凝っている。
あまり冗談を言わない。よく迷子になる。ちょうちょを追いかけていなくなるタイプ。鳥が苦手。男性恐怖症。山羊座生まれ。
・拡散型ルナシー。蟹の形をしたルナ。大きさ、種類は一定ではなく、彼女の望むままに変化する。大きければ人を乗せられるサイズ、小さなものは小指の先ほどまで。出せる数の上限は不明だが、恐らく一定質量まで出す事が出来るタイプ。
・長い距離を移動する時はルナを乗り物代わりに使う事が多い。日傘差して蟹の甲羅に座ってたりするのでかなりシュール。非ルナシーには何か無難な感じに見える。
・お気に入りの日傘は白くてレースがふんだんに使われた少女趣味っぽいもの。
・あまり手先が器用じゃない。かといって言うほど不器用かというとそれも微妙。
・バイかどうかは不明だが、とりあえず同性愛者らしき傾向がある。思いつめるタイプ。
・ルナシーと非ルナシーの区別が曖昧で、特に敵視はしていないものの、他者を傷つけるという事に大きな抵抗感はない。好き好んでやるわけでもないが。
男:ルナシー。
霊感キャラ。中二病入ってる。律儀。若干コミュ障。電波っぽい。かっこつけたがり。臆病。あまり自分に自信がない。自己愛は割と強め。皮肉屋。DTで奥手。口下手。
前髪長い。一房だけ白のメッシュ。目元涼やか。口元だけを歪める独特の笑い方と、唇に触る癖がある。オッドアイ。あまり背は高くない。V系的な服装。
機械音痴。水瓶座。若干挙動不審。あまり人と目を合わせられない。他人を羨みつつ見下している。
・纏開型ルナシー。幽霊を見る事が出来る。より正確には、見ているのは過去の記憶や記録であり、幽霊が存在しているのかは不明。過去を知れるのは本当。
・ルナについての知識はあやふやで、ルナシーを特別な存在だと思っている。特別な存在になりたい、いや、自分は特別であるはずだ、と思い続けてルナシーになった。
・戦闘力は低く、精神的な揺さぶりと情報収集が担当。
・オカルト趣味があり、UMAは存在していると本気で思っている。UFOはロマン。そういう話題になるとテンションが上がり、饒舌になる。
・科学には夢がない、と毛嫌いしている。根拠とかが特にあるわけではなく、イメージ。
・動物は嫌いなわけではないのだが、獣毛や羽毛に対するアレルギーがあるのであまり積極的に交流はしない。あからさまに避けたりはしないが、何となく避ける。