27、Nightmare City W
うん、アレだよ。
・とある未来の世界の話。人々は表面上は平和に暮らしていたが、水面下では着々と戦争の準備が進められていた。
・その内のある国では、”戦うための生き物”が作られていた。ナイトメアと呼ばれる彼らは、普段は普通の人間なのだが、ある条件を満たすと、”異形の生物兵器”に変身するという能力を持っていた。ただし、彼らはいまだ実験段階の”兵器”であり、睡眠学習によって学んでいる最中でもある。
・彼らには、共通した特徴がある。♀の場合は変身後に頬にマークが出ること、♂の場合は髪の毛が獣のような耳の形のくせっけになることである。また、自らの生命エネルギーやその他のエネルギーが武器になることである。彼らは、エネルギーを結晶化して武器化することが出来る。ただし、まれにエネルギーの結晶化が出来ないものもいるらしい。
・彼らの夢の街には大人は存在しない。しかし、必要な者には”いるように感じられる”。大人が存在しないのは、成体個体が未だ一体しか存在しないのと、成体になったものは街から出て現実世界で活動を始める事になるからである。
・今のところ一体しか存在しない成体個体は0と呼ばれる最初に作られた個体である。彼女はマザーコンピューターに繋がれ、夢の街を管理している。
・一応、仮想人格が多数いて、街を機能させている。
・変身条件は2パターン以上あるらしい。その内一つは外部からの刺激で無理矢理行われるもので、もう一つは本人の心が関係しているらしい。
・仮想人格は肉体を持っていないので、街の外に出ることは出来ない。ロボットを肉体の代わりにする、ということは出来るかもしれない。
・仮想人格たちはエネルギーをそのまま武器として使うことが出来る。ナイトメアたちは出来ない。
・No1は突然変異なので、通常のナイトメアよりも強大な力を持っている。
・夢の街の中にいるナイトメアたちは、自分達が眠っている状態だという自覚は無い。