261、私立探偵と万屋 S
「お前の所為でオレの仕事が此処の奴らに誤解されてる気がするんだけど」
「そんなのオレの知ったこっちゃないな」
「おいてめぇ」
「そもそも根拠は何だよ」
「お前以外の誰がんな事するんだよ」
「おいそこの忍者ども、仕事だ」
「オレは忍者じゃない!」
探偵:ルナシー。
ルナシーとしては珍しく、他者と適切な関係を築けている方。組織にはバイト感覚で所属している。本業はあまり賑わっていない。
軽業師なみに身軽で、気配を消すのが得意。平穏に暮らしたい。時々常識が通じない。
真面目。多分A型。神経質。礼儀は幼い頃から厳しく躾けられていたので染みついている。根に持つタイプ。頭が固い。計算は得意だが想像力がない。思い込みが激しい。天然ボケ。物理の視野は広いし目敏いのだが精神的には視野狭窄。特技はポーカーフェイス。
・忍者の末裔だが、今時忍者とか古いしださい、と否定している。今時の若者。
・組織に入ろうとした時にルナが発現した。遁甲術的なルナ。
・実家とは音信不通にしていて、住所も知らせないのだが、毎年時候の挨拶と共に帰還を催促する手書きの絵葉書が届く。なにそれこわい。
・頻繁に住処(というか寝床)を変えたがる。放浪癖がある。常に私物は鞄一つ分。
・物欲に欠ける所がある。性欲食欲とかも少し薄め。でも無欲じゃない。
・警戒心が強くてなかなか友人が作れない。人前で飲食したがらない。
・ルナに対して正しい知識を持っていないというか、変な思い込みをしている。
・若干中二病な悩みを幾つか持っている。相談しない。
万屋:ルナシー。
自由人。万屋を名乗っているが、気分で依頼を受けたり受けなかったりする。
探偵とは幼馴染であり腐れ縁。若干煙たがられている。
マイペース。自己中。身軽で器用。礼儀は身についているが活用しない。あまり言葉を飾らない。微妙に非常識。フットワークが軽い。趣味は道場破り。意外とリアリスト。変な事に拘る。
組織には面白そうだから所属している。しかし上司こあい。
・忍者の末裔。忍者を名乗ってはいないが、実質的にはほぼ忍者(フリーランス)。
・纏開型ルナシー。変身系ルナの持ち主。地味にちょこちょこ使っている。ルナの知識は微妙。
・実家とはマメに連絡を取っているが、何かアナクロ。でも実家がネットとかを購入していないわけでもない。筆まめ。割と律儀。盗聴とかそういうのにピリピリする。
・簡単に切れる薄い交友関係を広く持っている。来るもの拒まず去る者追わず。
・結構新しもの好き。飽きっぽいともいう。情報が早い。
・一応使えるべき主は探し中だが、まあ見つからないだろうな、と思っている。
・探偵の実家にこっそり所在をチクっている。悪意はない。
・悪事も割と平気でやるが、一応自分の中でやっていい事と悪い事は決めている。しかし周りの人には説明してもわかってもらえない。解せぬ。