257、小さな歌姫 S
博士の義娘たち
「アルお兄ちゃんがお姉ちゃんと結婚したら皆ずっと一緒でいられるかな」
「えっ、ちょっ、ニーナったらもう、何言ってるのよ///」
「ニーナ、ボクにも選ぶ権利はあると思うんだけど」
「それ、どういう意味よ」
「ちぇーっ」
姉:ルナシー。小学六年生。
若干不思議ちゃんじみた所はあるが、概ね普通の女の子。好きな色はピンク。
真面目で好奇心旺盛。活発。考える前に動いてしまっているタイプ。若干ドジ。人見知りではないが他者への警戒心が強い。ロマンチスト。
養親の教えにより、若干過剰防衛気味な防衛意識を持っている。防犯ベルだけでなく、スプレーや各種防犯グッズを携帯させられている。
割とワイルドというかお転婆気味だが、尊敬する年上に敬語が使える程度の礼儀は身につけている。
・周囲を凍らせる(物理)歌を奏でるルナ。拒絶のルナであり、心境に変化が現れ始めている今はアルカナチェンジの兆しがある。
・生みの親に虐待を受けていて、保護施設に保護される事になった日に、事故で両親が死亡しており、本人も死にかけている。両方がトラウマになっている。
・養父に引き取られた直後は無表情で目が死んでいた。
・養父の死んだ娘に色々と通じる所があるらしい。面識はない。
・今の家族以外は信じていない。精神的には妹の方がしっかりしている。
・ルナに対する正しい知識はないが、大体の事は感覚的な所で理解している。
・馬鹿な訳ではないのだが、何故か九九の六の段だけ暗唱出来ない。
妹:ルナシー。小学二年生。
年の割にしっかりしている所もあるが、大体普通の女の子。
素直で好奇心旺盛。ちょっとませてる。活発。物怖じしない。考えるよりとりあえず動いてみるタイプ。結構ちゃっかりしている。人懐こいと見せかけて、結構計算高い。割と毒舌。マイペース。リアリスト。
犬が好きで、特に大型犬は見つけると抱きつきに行くレベルで好き。
各種防犯グッズを姉と同じく持たされているものの、あまり使う気がない。
大人の前では猫を被っている事が多い。
・声に関するルナの持ち主。歌うのが好きだが、外で歌うのは止められている。
・幼い頃に母親に捨てられて養護施設で育った。
・ルナシーの因子は昔から持っていたが、発現したのは養父に引き取られた後。沢山のルナシーと接触した事が原因だと思われる。ルナの知識はない。
・捻くれているというか、子供らしくない部分もあるが、基本的に子供っぽい。
・現実的なのか、非現実的なのかよくわからない不思議な世界観の持ち主。
・知りたがりで、気になった事はすぐ調べるなり他人に聞くなりする。
・母との唯一の繋がりであるロケットペンダント(写真入り)を大切にしていて、絶対に他の誰にも触らせない。写真は恐らく両親と思われる若い男女のもの。