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250、多重人格の吸血鬼 S




「ボクは、また…」

ふらつきながら彼は後ずさる。その目の前には、血を流して倒れている少女。彼は少し乱暴な手つきで口元をぬぐう。赤い血が袖口につく。彼はそれを見て僅かに表情を歪める。

「こんなの…まるで吸血鬼じゃないか」




吸血鬼:少し気弱な青年。纏開型ルナシー。

優しい。お人好し。騙されやすい。争いを嫌う。おっとりしている。謎の気品。天然ボケ。

よく貧血を起こす。アルビノ。色素が薄いからか強い光を苦手とする。運動はあまり得意ではない。夜目が利く。

冗談にマジレスを返すタイプな事もあって、悪戯の対象にされる事は少ない。"良い子"ちゃん気質。若干トロい。あまり笑わない。お笑いの笑いどころがわからない。

・表人格と裏人格で異なる発動をするレアなルナの持ち主。但し、根本的な性質は同じで、アルカナも変化しない為一つのルナとして扱われる。

・日光(紫外線)アレルギーであり、血液愛好者ブラッドフィリア。特に他人の血液に執着を見せる。

・表人格はアレルギーの克服にルナを使っていて、裏人格は血液への執着や欲求を叶える為にルナを使っている。牙、催眠術、魅了、治療など。吸血鬼。

・裏人格は簡単に言うと耽美系貴族な感じ。人の話を聞かないしナルシーでキザ。

・人格の交代は血を目にする事によって起こり、一通り堪能して満足するとひっこむ。性癖は共通だが、表人格はそれを抑圧している。

・表は若干自罰的な所がある。自分は前世に大罪を犯したのではないかと考えている。でも別に前世の記憶とかはない。業が深い。



コウモリ:お調子者の青年。拡散型ルナシー。

パンクでロック。芸術家気質と本人は言っているが、寧ろ芸人気質。事あるごとにふざけなければ気が済まない。沈黙と静寂が苦手。

色々根に持つタイプ。表裏はあまりないが、その代わり、建前というものを使えない。軽薄。ナンパ。女の子大好き。本人は紳士を目指しているらしいが、今一紳士に成りきれない。三枚目。

馬鹿ではないが空気は読めない。よく他人の地雷を踏み抜く。場合によっては地雷原でタップダンス状態。

音楽的センスはそこまで悪くないが、致命的なレベルで絵が下手。画伯。

・翼を持った生き物の形をしたルナ。大抵はコウモリっぽいもの。出せる数量は大きさにもよるが、小さいのは沢山出せる。合計質量が一定値になるまで。

・複数の組織を渡り歩いており、実質、多重スパイのようなもの。本人の信条としては、味方したい時に味方したい所に味方する、という感じなのだが、今の組織が一番居心地が良いと思っているらしい。でも裏切る時は普通に裏切る。

・組織によって別のコードネームを使っている。姿も微妙に変化させる。

・特に優れた能力とかはないのだが、やたらと索敵と誤魔化しスキルが高い。人を丸め込むのもうまい。舌先三寸。口が上手くて世間を渡っていくタイプ。





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