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244、ウイルスキャリアー S




「なんか…この人、ヤバいような気がする」

「え…?」

「何がヤバいのか、上手く言えないけど…多分、関わらない方が良い類の人だ」

「私の、何処がヤバいって?」

「!」

「ふふ、そんなに恐がらなくても、私、自制心はある方よ?」




キャリアー:ルナシー。

包帯ぐるぐる、片目を眼帯で隠している、ザンバラ髪など明らかに怪しい外見をしている。ついでに服の趣味も悪い。ビビットカラーとか蛍光色とか使いたがる。よく何処に売ってるのか聞いてみたい様な変な文字列の入ったTシャツを着ている。一部は自分でプリントして作っているらしい。

精神的に不安定というと少し違うのだが、スイッチが入ると大きく性格が変わる。普段は大人しいというか、おっとりしている。臆病。

・スイッチの要因は恐怖。攻撃的で凶暴になる。寧ろ狂化。

・纏開型ルナシー。スイッチすると半獣人の様な姿になる。その爪と牙にはウイルスや病原菌などが保持されており、傷口から感染症を即座に引き起こす程の強い毒性を与えられている。一応ルナによって発生したものである為、本人の意思によってある程度感染条件を定められる。が、感染後はどうしようもない。

・幼い頃にとある致死率ほぼ100%と言われるウイルスに感染したが、奇跡的に生き残った。後遺症として運動機能と感覚系に若干の障害が残っている。

・スイッチ時はかなり感覚が鋭敏になっているらしく、常に気が立っているし、すぐキレる。

・保持しているウイルスなどは自然界にあるものをルナが再現したもの、という事になるようなのだが、若干組成が違ったりもする。全くのオリジナルウイルスにはならない。



救急箱:白衣の医学生風の青年。全体的に雰囲気は軽め。

実質は寧ろ獣医でドッグトレーナーという方が近いらしい。何故かスポーツ医学系の知識も持っている。

マイペース。変な所で理屈っぽい。お茶目。悪戯好き。でも自分の領域に入って来られる事を異常な位に嫌う。人当たりはいい方で、面倒見もいい。気遣いは出来る方。だけど自分には立ち入れさせない。やんわりと周りに壁を作っている。お人好し。好奇心旺盛。

・拡散型ルナシー。結界系というか、バリアー系というか、そういうルナ。許可したもの以外全てを拒絶する不可視の壁。ルナによってのみ干渉が可能。

・ルナによって誰かを閉じ込める事も可能だが、間接的にでも視認した場所でなければルナを出現させる事はできない。基本は目の前にいる相手。

・許可しないものが居る場所に発生させた場合、内から外へ向かって弾き飛ばされる。この"内"というのは、壁に対して定義され、外側が"内"のボックスを作って閉じ込める事も可能。基本、内から外への出入りは結構簡単に出来る。

・犬にはそうでもないが、猫と鳥にはちょっと異常な位に嫌われて避けられる。

・倫理観が何かおかしい。自己中とかじゃなくて、何かおかしい。

・外面を取り繕うのがやたらと上手いタイプ。内面は結構ドロドロ。気を使い過ぎてストレスが溜まって自滅するタイプ。





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