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23、太陽にあこがれる S

AかBが主人公


僕の体は陽の光に耐えられない。だから、太陽は憎いものであると同時に、ひたすらに憧れているものでもあるんだ。




A:体が弱く、陽の光は刺激が強すぎて体が耐えられない。好奇心旺盛だが、引っ込み思案で臆病。人見知りが激しく赤面症。思慮深い。


B:イタズラが大好きで元気いっぱい。活発。好奇心旺盛で何にでも首を突っ込みたがる。物怖じせず、積極的。物事を深く考えず、直感で判断する。


C:Bの友人(幼馴染)。策士タイプ。腹黒紳士。頭の回転が速く、行動的。裏表の差が激しい(Bには面白い奴、の一言で済まされている)。広い情報網を持っている。他人との間に一線を引いている。




始まりは、あの子が屋敷に忍び込んできたこと。(お化け屋敷の探検、だってさ。失礼だよね)

全てはそこから変わりだしたんだ。ボクの運命も、たぶん、あの子達の運命も。


最初に会ったときは、幽霊かと思った。アイツがあんまりにも白かったから。でも、アイツも一人のちゃんとした生きた生物で、こうして触ることもできるし、悲しければ泣くし、腹が立てば怒る。・・・楽しくても、あんまり笑わないけど。

・・・だから、友達になりたいと、もっと笑顔を見たいと思ったんだ。


・・・アレとひとくくりにされるのは不本意だけど・・・まぁ、一応親友だよ。アッチとは別にそれほど仲がいいわけでもないけどね。コッチから歩み寄る必要性も特に無いしね。・・・はぁ?ツンデレ、って・・・それ、全然違うから。


憧れていた、小さな陽だまり。束の間の幸福の後に聞こえてきたのは、破滅の足音だった。

 ・・・逃げてばかりじゃ、何も変わらないだろ。

 行こう、この先へ。


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