222、少女のたまご W
探せばありそうな気がするネタ
愛が計測できるなら、それはきっと愛らしい少女の姿をしている。
・たまごから生まれる小さな少女。孵した者の愛情で育ち、姿を変えていく。愛情を与えられれば、それに従って主の価値観に準じた姿に育っていく。
・厳密には、生まれた時点では性別はなく、主が望めば男になる可能性もある。一度分化した性別を変える事には苦痛を伴う。また、性別の分化は主のイメージの影響を受けての事である為、主が正しい知識を持たない場合、おかしなことになる可能性がある。
・主からの愛を受け取る事が出来ないと段々弱っていき、最後には死んでしまう。たまごから孵した者を主とするのが基本だが、主変えの方法も存在している。
・たまごを孵すまで、温める時間はおよそ一週間。この間から既に主のイメージを吸収している。人間以外が孵した場合も孵した生き物に似た姿になる。
・育ち切り、変化を行わなくなれば愛情を与えられなくなっても生きて居られる。寿命は姿によるが、育ち切ってから1年~40年程度。最長でも寿命は100年を越えないらしい。
・愛情とは別に、生命を維持するのに食事が必要。食物でもいいし、生命力や魔力そのものでもいい。食事内容は正確に多少の影響を及ぼす。
・彼らが愛と思うものは主が愛と思うもの。主変えしてもそれは変更されない。
・食事として血を与えていると魔性を獲得する。残酷な性格になりやすくなる。
・主や周りの人間が教えれば人の言葉を話せるようにもなる。泣き声も耳にした音の真似。
・最初は皆手乗りサイズだが、成長後のサイズは主の望み次第。基本的に大きく育つほど(必要な食事も増えるが)寿命が長くなる。人以外は主と同じだけ生きる。
・育ち切った後もちゃんと愛情を受け取っている方が長生きする。
・ある意味究極の紫の上計画が展開できる。子として愛する人もいる。
・育ち切った後は主以外の愛にも興味を示すようになる。寧ろそれまでは主が望まない限りスルー。
・主より大きくなる事はない。
・十分に愛情を受け取っていれば、死の間際にたまごを残す。それ以外では産まない。増える方法としては同種で同系の姿を取った者同士なら子作り出来る(たまごではない)育ち切っている必要はあるが、性別は関係なく互いに子を産む。
・どんなに愛しても人との間に子は生まれない。交わる事自体は不可能ではない。
・子は親と同じ姿に育つ。主を持たない以外は親と大体同じ。顔は多少変わる。
・育て方によっては人と区別がつかなくなる。主に正しく知識があればドナーにもなれる。
・想像力に長けた人間ならば、異形として育てる事も可能。
・大抵何処かしら主に似ている。全く似ていないというのはかなりのレアケース。
・代替物として愛情を注ぐ人が多いため、主の執着するものに似てくる。
・主が美しいと思う姿になる。それはさらに主の愛情を受け取る為の本能。
・たっぷり愛情を注がれて育つと他者を愛するようになる。最低限の愛しか与えられないと、愛を渇望して自己愛が強くなる。