表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
199/509

199、悪夢の箱庭 S

両方ヤンデレる箱庭エンドと彼が頑張って仙女から悪夢を防ぐ護符を手に入れて彼女に渡すルートかなあ。ヤンデレの進行度によってはバッドエンドくるけど




「私はあなたと一緒にいられれば…あなたの傍にいられれば、それでいいよ。それで幸せだよ」

ぼろぼろと涙を零し、憔悴しきった表情で彼女は笑う。

「…それとも、あなたは私がいると迷惑?私の事も嫌いになっちゃった?」

「…そんな事はない。オレもお前の事を愛しているよ」

彼はそう言って彼女を抱きしめた。彼は彼女が己の傍にいる事で消耗していくのだとわかっていても、手放したくないと思う程度には彼女に執着している。

「それなら、傍にいてよ」




彼:人外の何か。強大な魔力を持ち、その属性と特性から周囲の生物に己の意思とは無関係に悪夢を見せてしまう。

とある森の奥に閉じこもって静かに暮らしている。

曰く、人嫌いなのだが、自分から人に嫌われるように仕向けている節もある。根本的にはお人好しであるっぽい。不器用な所もあるが、基本的に素直。思いつめるタイプ。

悪ではないがその能力から迫害される存在。実は自分の意思で悪夢を見せた事は一度しかない。

同種であろうと関係なく魔力は作用するが、高い魔力を持つ者ならレジストする事も出来る。とはいえ、長く共にいる事は難しい。

孤独に慣れてはいるが、孤独を好むわけではない。寧ろ隠れ寂しがりや。

魔力の作用範囲はある程度本人が操る事が出来、広く広げる程作用が軽くなる。最大で小国一つ覆いつくす位、最小で触れている相手。普段は周囲1m位で拡散している。

眠っていなければ関係ないかと思えば、耐性が低ければ魔力に触れて昏倒→悪夢のコンボを喰らう事になる。



彼女:彼の住む森に迷い込んで来た少女。人間だが異能持ちにより人間から迫害されてきた。

人間不信。若干卑屈になっている所があるが、心優しい人間。思いつめる性格であり、他者と対立した時自分の意思を押し込めてしまうタイプ。ヤンデレの素質がある。寂しがりや。

持つ異能は真実を見抜くというもので、相手が隠そうとする程にはっきりと見えてしまう。相手に隠す気がなければあまり気に留まらない。人が隠そうとするものをこそ暴きだしてしまう為に迫害される事になった。本人は自分の異能に関してよく理解していない。

幼い頃に悪魔によって真実しか口にできない呪いをかけられている。

異能持ちであり呪われている存在である為、他の魔力に対して普通の人間よりは高い抵抗力を持っている。とはいえ、普通の人間よりは、というレベルなので彼の悪夢をレジストしきれる程ではない。

頭は回るが知識が伴っていない。割とよく視野狭窄を起こす。かけられている呪いは一つだけではないらしい?

・夢の中では異能が使えない事もあって悪夢によって精神的に消耗しヤンデレ化する。



仙女:彼の住む森とは別の、近くの森に住む、異能を持ち術を操る女。

善良なる存在ではあるのだが、その属性が闇である彼とは相容れないらしく、仲が悪い。持つ異能の作用により彼の悪夢を完全にガードできる。

ツンデレで面倒見が良い。

仲が悪いからと言って嫌いかと問われると、彼の卑屈さが気に入らないと返す。しかしわりと長い付き合いであり腐れ縁のようなものらしい。

たびたび人に力を貸してはいるが、武闘派ではないと思われているので退治系の依頼は受けた事がない。でも割とやれるらしい。とはいえ、どちらかと言えば白魔タイプ。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ