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189、悪魔憑き S

スキルがない≠スペックがない

○技術を持っていない


悪魔憑き。悪魔に魅入られた者。悪魔にその身の一部を奪われた者。

喪ったものが大きいほど悪魔との繋がりは深く断ち難い。

先に魅入ったのは人か、それとも悪魔か。




彼女:恐らく主人公。

悪魔である彼に魅入られ、言葉を喪い悪魔憑きとなった。その為、人の言葉を発する事ができず、猫の様な鳴き声のみを喋る。彼女の言葉の持ち主である彼にだけは、彼女の言わんとする事がはっきり聞きとれるらしい。

一応成人した女性であり、悪魔憑きになる前は自営業で小さな喫茶店の店主をしていた。

所謂天涯孤独の身であるらしく、悪魔憑きとなり"箱庭"に招かれることになった時に姉さんが行った手まわしは意外なほどすんなりといってしまったという。

が、その経歴に反してやや子供っぽく向こう見ずな面があり、自らの領域を侵すものに対して激しく噛みつく(物理)事もある。

多分M気質。特殊なスキル等は持たないが、鋭い勘を持っているらしい。少しどんくさい所がある。行動も結構猫っぽい。

・普通の人間よりセンシティブで異界の存在に敏感。ただし、悪魔憑きになる前ははっきりとは見えていなかったらしい。



彼:彼女が魅入られた悪魔。

悪魔の中でもとりわけ力が強く、数少ない魔王と呼ばれる存在。彼女の前にも何人か悪魔憑きを作り出していた。これまでの悪魔憑きから奪っていたのが四肢の一つだったり、視覚や聴覚だった(物理で奪うわけではなく、本人の意思で動かせなくなる)のに対し、彼女から奪ったのが他者との意思疎通の手段(ことば)だった事に対しては"気まぐれ"だと証言しているが…。

曰く、悪魔憑きはこの世界に留まる為の依り代であり愛でるべき愚者。

オレ様気質な所はあるが、悪党ではない。己が決めたルールは必ず遵守するという意味では公明正大なのかもしれない。

・彼女が悪魔憑きになる前、他の人間を悪魔憑きにしていた頃に既に知り合っていた。



姉さん:"箱庭"の責任者。悪魔を監視する役目を持ったとある組織の人間。

中間管理職である為、色々苦労もあるらしい。真面目。

悪魔に何か恨みでもあるのか、悪魔憑きを持つ悪魔を飼い猫、持たない悪魔を野良猫と称する。猫には首輪を、が口癖。

・いわゆる霊能力者や祓魔師と呼ばれるものだが、前線に一人で立てるレベルの実力はない。その代わり、指揮官としてはかなり優秀。



野良:彼を慕う悪魔。

悪魔憑きを持たない身で異能を使う事は出来ないものの、人としてはかなり機敏に動ける。

悪魔憑きを嫌っているらしく、彼女にも強く反発する。

頭良さそうに見えて発想がアホの子。悪魔らしく過激な行動に出る事もあるが、普段は無害。

・後に彼女から"現実"を奪い夢現状態に落として己の悪魔憑きにする。曰く、彼女の方から誘惑したらしいが、彼女からすると「???」かなり愛情が屈折している。



箱庭:異界から訪れた悪魔と悪魔に魅入られた悪魔憑きを一般社会から隔離する為に作られた施設。

小規模な街の様な形になっており、使い魔と自動人形ロボットによって居住者の生活が管理補助されている。

一度居住者になると簡単には外に出られなくなる。




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