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159、魔力アレルギーの魔王様。  S

多分ギャグのノリ。



「ち、近寄るんじゃない!!」

「そんなことおっしゃられても…」

「ニヤニヤしながら近づいてくるんじゃない!!ええい、寄るな!寄るんじゃ…」

「へっくしゅんっ」

「・・・」

「くちゅんっ、くちゅんっ」

「…ヒトの顔に唾を浴びせるのは失礼だとは思われないのですか?魔王様」

「んな事言われても、くちゅんっ、お前らがアレルゲン振りまいてるんだから、くちゅんっ、仕方ねーだろ!」

「…魔王様ともあろうお方が、魔力にアレルギー反応を起こされるなど…」

「それは別にオレの所為じゃねーし。つぅか、お前らが勝手にオレを魔王に祭り上げたんだろうが、はっくちゅんっ」

「…どうにかその体質を治していただかなければ困るのですが…」







魔王:平凡な青年だったが、異世界へ召喚され、魔王に就任する事になった。

当初は戸惑うどころか流れに流される事しかできなかったが、ドタバタが収まった頃に魔力アレルギーを発症。高濃度の魔力に触れると、くしゃみ、鼻水、ぜんめいなどのアレルギー反応を起こし、酷くすると死にかけるレベルの重篤なアレルギー体質である事が判明。元々花粉とハウスダストに対するアレルギーを持っていた為、ある程度の知識を持っている。

アレルギーが判明して以降は、自らの命にかかわる問題である為、魔族たちに対してなあなあに流されるだけでなく、きっちり自分の意見を示す様になった。妙なカリスマも発しているらしく、それなりに好感も得ているが、魔族が近づくとくしゃみが止まらなくなるので、今一しまらない。

基本的にお人好しで押しに弱い。女子供に弱い傾向がある。また、小動物が好きだったり、虎やら竜やらをカッコいいと思ったりする事もある。割と楽天家というか、どうにでもなれー、な微妙に虚無的な所がある。諦め癖が偶に出てくる。マゾではない。

自身も強大な魔力の持ち主であるらしいが、今一自覚はなく、自分の魔力でアレルギーを起こす事もない。

元の世界に対する未練などはそれなりにあるが、魔王化した際に人外の仲間入りをした自覚はあるため、教皇に戻りたいとは思っていない。






宰相:魔王を呼びだした張本人。

魔王のアレルギー体質に対して懐疑的ではあるが、発症以降カリスマ発揮するようになったので、一種のはしかみたいなもんだと思っている。それでも、魔王の体調を慮って、魔王の傍では限界まで魔力を抑える様にしている。

忠臣ではあるが、魔王自身というよりは、魔王という存在に対して忠誠を誓っている。

いつでも冷静沈着。但し、子供や小動物などの弱そうな存在を苦手としていて、そうした相手と接せざるを得なくなった場合、若干行動がぎこちなくなる。基本的に、子供や小動物は避けたがる。

ドSだがMが嫌いで、強く反発してくる相手こそ苛めたがる。突き抜けてはいなので、マゾ性は持っていない。

魔族としては理性が強い方ではあるが、他の魔族がぷっつんしても、それが邪魔にならない限り寧ろ煽ったり、スルーしたりするので、ストッパー役にはならない。

魔族としての矜持は高いが、プライドが高いのか、というと意外と微妙な所で、寧ろ基本的に慇懃無礼。他者をからかうのは、もう寧ろ趣味の域だが、一応公私の区別は出来ているらしい。まあ、追撃を行うか行わないか、程度。





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