133、幸運な少年 S
と書いてアンラッキーボーイと読む
口下手で、表情の分かりにくい性質をしている御蔭で、周りの人にはすぐ勘違いされる。
違うんだって、オレは臆病だし、気が弱いしへたれだし、そんなすごいやつじゃないんだって!!
ああ、必要のないフラグばっかり立って行く…オレが欲しいフラグは今も昔も一種類だけだってのに!
主人公:クールで冷静沈着、氷の王子の異名を持つ少年。
紳士的な態度と整った顔立ちで女の子に人気がある。…が、実は口下手で表情が変わりにくい体質なので勘違いされているだけで、臆病で気の弱いへたれ。ぱっと見そうは見えなくても、内心はあわあわしてる事が多い。
本物の天才である幼馴染に追い付きたくてこつこつ努力をしている秀才。
お人好しというか、押しに弱い。
家訓というか、姉と両親の教育により女の子は守るべきものなので、攻撃できない。殴るとか以っての他。
幼い頃から幼馴染に恋をしているのだが、何の因果か他の子にばかりフラグが立つ。幼馴染にはさっぱり立たない。いらないフラグを折ろうとして余計に立て、幼馴染に白い目で見られる。負のスパイラル。でも好きなのは一人だけ。一途。人たらし。
幼馴染:主人公の幼馴染。孤高の天才。唯一、主人公とだけはつるむ事がある。
家族以外で唯一主人公の内心を正しく認識している人間。
マイペースで自己中心気味だが、割と律儀なので約束は破らない。
自分の事を理解できる人間なんていない、居る訳ない、と思っているが、本当に自分を理解しようとして、一緒にいてくれる主人公の事を憎からず思っている。でも、そこらじゅうでフラグを立ててくる所は気に入らない。でも、何だかんだいって今の距離感を居心地がいいと思っている。親友以上恋人未満ぐらい。
クール系美少女でシンプルな服装を好むが、可愛い系も好き。でも似合わないと思っている。
部屋には大量のぬいぐるみがあり、名前を付けて可愛がっている。
お嬢様:主人公のクラスメート。高飛車なお嬢様。
どんな相手に対しても高圧的に接する。ある意味どんな相手にも平等。
完璧であること、一位を取ること、勝ち続けることを自らに課していて、出会って以降常に自らの一歩前を行く幼馴染をライバル視しているが、眼中に入れてもらえない。
主人公の事も最初は敵視していたが、かっこよく助けられて惚れる。主人公に惚れて少し丸くなったりする。
ポジティブというかガンガンいこうぜ☆
無口っ子:主人公のクラスメート。無口な文学少女。
人見知りというか、恥ずかしがりやで、殆ど人と目を合わせることができない。
ちょっとしたやり取りと、その時の主人公の微笑により一目ぼれする。
あまり自分からガンガン行く方ではないが、これと決めたらけして引かない頑固なところもある。
生真面目で律儀。几帳面。一途。




