1、僕と神様 S
唯の高校生のはずなのに、神様の気まぐれで依り代に選ばれてしまった不幸な少年と天上天下唯我独尊、自分が楽しければ何でもいいというはた迷惑な神様の日常と非日常のお話。
少年:有馬 千。あだ名はアリマセン。本人自体はいたって普通の少年(ただし、幼少時からの神様との”ふれあい”のおかげで霊力がある)だが、事あるごとに不可思議なことに巻き込まれる。究極の巻き込まれ体質。本人は頑張って関わらないようにしているのだが、大抵なし崩し的に関わることになってしまう。苦労性。お人よし。
神様:荒鷹神威。自称・神の威を狩る荒鷹神。元々は新鷹神社という神社の祭神だったが、神主がいなくなり、神社が寂れてきたので丁度いいところに来た有馬夫婦(安産祈願)にくっついて神社から離れた。幼少の頃から千にちょっかいを出し続けたおかげで、高校生になる頃には千を依り代に顕現できるようになった。乗り移っている時には有馬 祟と名乗り、千の双子の兄を自称する。字を知られてからのあだ名はアリマス。実はすごい神様なので、やろうと思えば何でも出来る。普段は霊感のある人にしか見えない。ナルシスト。快楽主義者。天上天下唯我独尊。
母:有馬 百々。のほほん美人。霊感は元々在ったが、神様とのふれあいで強化。
父:有馬 翔。妻ラヴ。真面目。あだ名はショウ。霊感0。普通は神様とふれあえば多少出来るものだが、全然ない。なので、神様の存在は知ってても直接見たことは無い。
友人:小鳥遊 優夜。一言主の転生体。言霊の発生を防ぐため、普段はぐだぐだ長く話をする。快楽主義者。神様の悪友でもある。
友人:月見里 桃也。電波少年。霊感は微妙にある。黒魔術とかに興味津々。たまに何かを受信する。霊感の低さのわりに霊媒体質。