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1 インスタント オペレーション

 TSモノです……それとTSモノです! まぁ、要素は薄めです。

 それと、初めて挑戦する拙い作品になります。気を付けようとは思っていますが、話の繋がりが曖昧になったり、視点変更が急にあったり……HAHAHA。

 上記のような作品が苦手な方は、ブラウザーバックをオススメします。

 上記を理解した上で「それでもいいよ!」と言う、心に優しさが溢れすぎてる方は、暖かい気持ちで目を通して頂けたら幸いです。

 あー! 面倒くさい! 転生者の対応する前に予行練習しておこうと思って、『転生者対応マニュアル』読み返してるけど、マニュアルのワークフロー面倒くさい表現多過(おおす)ぎじゃないかな!

 ん〜、どう説明したら、簡単にすんなり終われるかな。とりあえず、マニュアル通りに、それらしく偉そうにして、荘厳そうごんな感じをかもし出しながら伝えるべきかな。

 その上で、短く(はぶ)いちゃって……。


「よく来たな、人間。そなたには転生してもらう。拒否権はない」


 む〜、だめだね。

 質問やら拒否やら罵倒(ばとう)やら、とにかく納得できないとなって、面倒くさい事この上なくなりそうかな。

 人間と直接関わるのとか久しぶりだし、最近の人間って下手に知識があるから、面倒くさそうなんだよねぇ。あぁ、面倒臭いぃ。

 大体さ、この対応だって、本来は私の役割じゃないし。他から『どうしても対処出来ません。助けてください』って、泣き付かれてきたから仕方なく引き受けたのに、そいつら手伝いもしないとか何なのかな?

 はぁ、でも引き受けちゃったし、引き受けたからにはちゃんと面倒見てあげないと。じゃないと、その人間も可哀想かな。

 よし、もう一回考えますかぁ。やっぱり、もっとすんなり人間が納得して、尚且なおかつ、面倒がないような言い回しをするべきかな。

 まずは、直接的に死を告げて、物凄く省いた理由と戻す事は出来ない事を伝えると。


簡潔かんけつに伝えよう。そなたは死んだ。そして、本来であればそのまま輪廻りんねに戻る……のだが。そなたの今世での期限。つまり、人間で言う処の寿命が、異質な原因により強制的に終了した。現状復旧の見込みはない」


 おぉ! なんかそれっぽくて、良い感じになってきたかな。この調子で口早で説明して、相手に有無を言わせぬ内に送っちゃおう。


「今回の様な件は、本来であればそなたの存在を消す事になる。そして、新たに別の何かを輪廻りんねに戻す。だが、今回は特別に……。そう! 特別に! 転生という形で、二度目の人生を歩ませてやろう! どうだ、嬉しかろう! 感謝せよ! HAHAHAHA! ――では、早速転生させようではないか。二度目の人生を謳歌せよ!」


 か・ん・ぺ・き・かな!

 前半は情報を最小限で断定口調で説明をして、後半は『特別ですよ~』と、お得感を持たせた内に強制転生! 私は面倒くさくない。人間は転生出来る。お互いにwin-win!

 三分くらいで終了する、完璧なオペレーションじゃないかな!




 閑話休題




 白一色で混沌こんとんとした不思議な、といっても概念的がいねんてきであり、其処そこに存在したものによってはまた別の表現になるであろう空間。

 そこに不自然が生じ、そして、元から存在していた様に不自然なく、一人の人間が横になった状態で、静かに現れた。

 その人間に対して、人が概念的がいねんてきに神と呼ぶであろう存在が、どこかいつくしむ様なあわれみの声をかけた。


「目覚めよ、人間」


 神と呼ぶであろう存在の、静かで、されど奥底から聞こえるような声が響き渡る。


「Zzzz……」


 しかし、人間は目覚めない。


「目覚めよ、人間。これより現世の時とは異なる刻となる。目覚めるのだ!」


 神と呼ぶであろう存在がもう一度、今度はより明確に、しっかりと声を発した。


「Zzzzzzzzzzz……」


 しかし、人間は目覚めない。

 神と呼ぶであろう存在に、五の精神的ダメージ。効果は抜群だ!

 神と呼ぶであろう存在は混乱した。


「え? ちょ? 寝すぎじゃないかな? ねえ? ……あれ?  え? もう意識制限といてるよね? あれ?」


 神と呼ぶであろう存在は混乱している。

 

「Zzz……クシュン……Zzz……」


 しかし、人間は目覚めない。


「宜しい。⋯⋯ならば! ココからは、弱肉強食の戦かな! ……戦闘開始だ!」


 神と呼ぶであろう存在はまだ混乱している。

 神と呼ぶであろう存在の攻撃(めざまし)

 

「ふふふ。私と言う存在を敵に回した事が、間違いだと知るがいい! そなたの恥ずかしい過去を検索して、暴露し、高らかに笑ってやろうかな! ……笑ってやろうではないかっ!」


 神と呼ぶであろう存在はまだ混乱している。

 周りに知的存在がいない上、ましてや寝ている相手に暴露など、効果も無いことを気付かない。それはただの独り言である。

 人間が起きた後、その事を伝えれば、少なからずダメージにはなるだろう。だが、今にいては、急に一人で高らかに笑いだした、ただの変な人である事を気付かない程、まだ混乱している。


「Zzz……あと、五分と六千秒だけぇ……Zzzz……」


 案の定、人間は目覚めない。むしろ、あろう事かガッツリ睡眠を要求している。

 使い古されたボケを聞いたからかは分からないが、神と呼ばれるであろう存在は少し落ち着いたようだ。


「あー、あれかな。そういう感じの、ロングなスリーパーさんかな。ハイハイ、わかりましたよー。ならば、この人間の世界の、この人間の住んでる国の三割が確実に起きる手段を使うのみ。いざ!!」


 神と呼ぶであろう存在は混乱から立ち直った! (たぶん立ち直っている)

 神と呼ぶであろう存在の攻撃めざまし


 神と呼ぶであろう存在の力が溢れ、概念的空間の何処からともなく、ある音楽が流れてきた。そう、どこかの有名な、天空にある城で国家機関やら、空賊やら、空から女の子やらが紡ぐ物語。その物語の主人公の少年が吹いていた、トランペットのあの曲が聞こえる。それはもう大音量で響き渡っている。


 特別にオーケストラverである。


 改行? なにそれ? 改行のゲシュタルト崩壊が始まりました。

 初めまして、紬 いとです。

 

 まずは、目を通して頂きありがとうございます。

 この一話目が私の人生での、本当に一作目の一話目になります。

 そう考えたら凄い緊張と不安が……。

 

 技術不足により視点が気付かず変更してしまっていたり、改行や描写の甘さ等が目立つかもしれません。又、急な視点変更はしない様に意識しますが、色々な視点で描いてみたいので視点の切り替えはご了承願います。

 そのような拙い作品が苦手な方はお気を付け下さい。

 上記で記した通り未熟な拙作にはなりますが、宜しければ見守る気持ちで次話もお付き合い頂けたら幸いです。


 リアルが忙しく更新は亀さんよ状態です。なるべく、休みの日にストックを……。


 端的になってしまいましたが、最後に。


 ここまで目を通して頂いた、心優しい皆様に感謝を。


  紬 いと

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