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交差しただけに過ぎない

作者:

他人と自分の間に流れる時間には

それぞれ違う速度とルールがある


それは常に一定ではなく 同じ平行線で流れていたかと思えば

急に追い越していくこともある


隣にいたはずの存在が気付けばこんなにも遠い

その事実に驚き目を見張る


それでも必要最低限の流れに乗って否応なしにも流されていく自分


いつかは変わっていくものだと思っていても

いざ変わればそのあっけなさに立ち尽くしてしまう


初めて感じる事実と現実に覚悟がなかったと

誰に知られることもなく恥じる


ずっと一緒だなんて自意識過剰な考えを

どうして持つことができたのだろう


自分には自分の 他人には他人の持つ時間がある

ほんの少し重なったからといって それは単に交差しただけに過ぎないのに


そんな事をつらつら考えてる間に 先行く相手の姿はもう見えなくなって

自分はただ流されているだけ 必要最低限の流れの中を


どうしようか どうしたらいいだろうかと またつらつら考える

相談できる相手はもう 隣にはいない


自分で考えなければ 考えていかなければ

これから先の速度とルール 自分の人生

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