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はじまり

はじまり


−2014年 4月−

僕は、田舎の新潟から上京して都内のY大学に通う。これからの新生活に不安を感じながらも憧れの大学生活に心を躍らせていた。

家から学校まで35分、少し遠いが地下鉄一本で通えるし部屋も広めの部屋を借りた。

初めての授業は英語だ、あらかじめクラスが決められているため友達は0だ。しかも、苦手な英語…憂鬱な気分のまま教室へ向かう。

正直勉強は苦手だ、東京の大学に通えたらなんでもよかった。中堅私立大学に合格したから世間体というものは一応保つことができたであろう。

教室に入るともうすでに5、6人の学生がいた。担当の外国人教師が入ってきて座席表を配る。

窓側の一番後ろの席が僕の席だ。隣にはいかにも根暗そうなメガネの男、前は黒髪の女の子と大学デビューしましたという感じの茶髪の女の子だ。この授業はどうやらこの3人とグループになるようだ。


全員席に着くと自己紹介が始まる。僕は当たり障りのないような挨拶をした。クラスは約20人といったところだ。

初日からグループワークとして課題が配られる。グループになり話を進める。まずはより濃い自己紹介。出身地、サークル、どこに住んでいるのか…

一通り自己紹介をし終わり連絡先を交換した。春の風に吹かれてか何を血迷ったか黒髪の女と付き合いたいと思った。彼女の名前は『赤岩 咲(あかいわ さき)』。

これから僕は彼女に壊されていくことになる…

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