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短編集

乙女ゲームするならやっぱり逆ハーでしょ?

作者:

短いです。

 私は姫香。この世界は乙女ゲームの世界だって気づいた時にはこの逢坂学園高等部に編入していましたの。私は乙女ゲームのヒロインで、ピンクの髪に紅くてぷるぷるな唇、白い肌に大きな瞳、成績優秀で運動神経抜群な女の子なのです。

 私はヒロインなんだ!嬉しくなってはしゃいだあとはもちろん攻略対象の誰を攻略するか考えたわ!でも生徒会長の俺についてこいなところも副会長の腹黒だけど恋人に甘いところも書記の大型わんこなところも会計の女性を信用してないのに人肌が恋しいところも捨てがたいわ!やっぱり目指すなら逆ハーレムでしょ、ヒロイン頑張ります!


 今日は編入日、道に迷ったヒロインが学園長に言われて迎えに来た生徒会長とぶつかるイベントの日ですわ。


 確か、この校舎裏を通って木の下で休憩してたらいいのよね?そしたら、足音が聞こえてきて、あ、来た!来た来た。


 バッ


 飛び出した私は長身の男性にぶつかった。


『つっ…おい、前を見て歩け』


 あ、やっぱり生徒会長だわ。近くで見ると美術品かと思うぐらいハンサムね。


「ご、ごめんなさい!」


 手を小さく胸元で握って、眼をうるうるさせて上目遣いで謝る。


 生徒会長はちょっと頬を染めて横を向いた。


『まぁ、次から気をつけろ。お前、編入生の如月だな?ついてこい』


 そう言うと生徒会長は姫香の手首を強引に掴むと職員室までひっぱっていった。


 先生に引き渡されて、クラスには書記くんがいたり、お昼休みに屋上で会計に会ったり、副会長に成績優秀なので生徒会補佐に入らないか誘われたりしました。


 一日が終わり帰り支度をしていると通りがかった生徒会長に手伝えと言われて、個室で二人きりで配布プリントの整理したの。

 そしたら、なんと!甘い笑顔で可愛いなって言ってくれるイベントが発生したの!

 本当なら好感度あげてから起きるイベントなのに、一日でできるなんてやっぱりリアルは違うのね!でも私のハーレム作成が早まるのはいいことだわ。








 それから私はみんなの好感度を着々と上げていったの。勉強や運動だけじゃなくて、お菓子作ったり、みんなの好きな女の子を頑張って演じたわ。でもそれだと、後で性格が違うと言われても困るでしょう?好きになってもらってから、徐々に演じる部分を少なくして受け入れてもらったの。そしたら、見事に逆ハーエンドを迎えられたわ!


 今からみんなと一緒に帰るところ。全員に愛されて幸せだわ私。



『『『『『帰るぞ!姫香』』』』』


「はーい!すぐ用意するね!」


 私は鞄を持ってドアの前に立つ彼氏達を熱のこもった眼で見つめる。

 そこには生徒会長と同じ顔をした男が5人。書記も5人。会計も5人。副会長も5人。全員で20人ね、うふふ。彼氏がいっぱいで嬉しいわ。






 この国では、法律で有能な者、存在が必要不可欠な者は万が一の事故や病気でいなくなってしまわないようにクローンを作り同じ環境で育てることが義務化されているのよ。






『『『『『姫香、愛してるよ』』』』』



『『『『『これからもずっと一緒だよ?姫香たち』』』』』




「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「えぇ、もちろんよ!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」





 有能な彼らの伴侶として必要不可欠な存在の私は彼らの人数分だけのクローンがいる。この中の誰かと私のクローンの誰かが結婚しても結局は私が結婚してることにはかわりないのだから誰でもいいの。いまはこのハーレムを楽しむだけよ、うふふ。

お読みいただきありがとうございました。

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