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テーマは『21世紀枠』。俣彦が3月15日に書いたこと。

自力では出場することが叶わない

東三河の公立高校野球部のためにある制度。

(機会2に対し、出場権獲得2の高打率)

こと『21世紀枠』を用いまして

地元の高校が春のセンバツへと駒を進めることになりました。


そもそも『21世紀枠』ってどう言うモノであったのかな?

と調べてみましたところ


野球部として活動することが難しい状態を克服する。

もしくは

他校の模範となる野球部の中から

ある一定の成績を修めた学校が対象となる制度。


だそうでありまして


前回地元から出場しました学校が

推薦理由として掲げていましたのが


(決勝が行われる名古屋までの距離が遠い)


と言うモノでありまして

それ以後ですかね・・・。


準決勝以降が岡崎で開催されるようになりましたのは。


(でもそれがキッカケで

とある球団のエースとなられたかたが出て来たことを思いますと、

・・・たぶんあの制度が無かったら

野球選手としての次の進路を捜すのは大変であったと思いますよ。)


今回は?

と言いますと


学校が定員割れを起こしているわけでもなく、

野球部に入部を志す生徒が少ないわけでも無し。


市の中心駅から所要時間7分の位置に最寄駅があり、

地方交通路線としては破格とも言えます

時間4本のダイヤが組まれている。


と言う好条件の場所に立地しておりまして


特に困難な事情を抱え込んでいるわけではないと思われるのでありまして・・・。


(他の模範になるところなのかな?)


と推薦理由を読ませて頂きましたところ


(グラウンドが狭い)

とのことでありまして


(・・・そうか?)


と思いながら読み進めていきますと

その学校は工業高校でありまして


授業で学んだことを活かしまして

部員(夏の大会終了後の3年生)自らの手によりまして

練習道具から周辺環境を整備されて来た伝統がある。と・・・。


出来上がったものだけを見ますと

(・・・むしろ恵まれている)

のでありますが

(基本『手作り』って凄いな・・・)


(・・・なんて言えば怒られないのかな?)


中学校から高校への受験先を決める際、

難易度の高い普通科の学校から

徐々に難易度の低い普通科へと流していき、

そこから溢れた生徒に対し

初めて職業科。

の選択肢が提示される

進路指導が

必ずしも正しいわけではない。


大学の3年生になって初めて触れることになるような事柄は

実は高校でも学ぶことが出来るんだよ。


と言うことを評価されて。

であるのなら

面白い選抜理由になるのかな?と・・・。


(繋がりを無視して)

『21世紀枠』の意義について。

基本。東三河の公立高校の野球部を選択されたかたの

ほぼ100%は

ここで野球選手としてのキャリア。

第一線から退くことになる。

(趣味で続けられるかたはもちろんいらっしゃいますが)

と思って入部されていることと思われます。


最近でこそ

プロのスカウトのかたが来られることが増えて来てはおりますが


それも運よく大学のセレクションを突破されたことが

キッカケとなった事例もございますが


『21世紀枠』によって

プロ。ノンプロ、大学の関係者の目に留まる場所に出ることが出来、

その中からプロで成功を修めるかたが出たから

でありまして


その可能性のある制度

『21世紀枠』が存在することも1つのキッカケとなりまして

他の模範となる活動をされる野球部員のかたが増えている。


良い循環の中に地元の高校はあるのかな?

と見ております。


で。改めて『21世紀枠』の意義について

読み直してみまして

素朴に感じたことを最後に述べたいと思います。


今、野球をするのには

日本で最も困難な状況にある中、

好成績を修めている学校は

大阪にある

あの名門高校の野球部なのではないのかな・・・。


(公立私立で線引きされている感じがするのが

『21世紀枠』に対する不満な点の一つであります。)

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