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栞と花びら  作者: Incenses
1/2

プロローグ

入学式を思いましてください。

だれかがあいさつしていませんでしたか?

これはそのだれかの物語です。

眠いな、と聞き流していたことの裏には

実はこういう仕組みがあったんです。


頭が痛い。お腹が痛い。

鼓動が速い。顔が火照る。

緊張しているからだ。

ひとつのミスも許されない

自分の置かれた状況に。




4月7日

高校の入学式より1日早く

鷺草大知(さぎくさだいち)は学校に来ていた。

慣れない通学路のため早めに出発したのだが、

約束の時間まであと30分はある。

(ま、遅れるよりはいいか…)

正門の正面で

なにを見るでもなくたちつくしていた。

その面持ちは穏やかではない。


それも当然。入学式前日の、

春休み最終日という

最後の安息を奪われた挙句、

自分の体にとってはおおよそ

良くないであろうことを

させられるために駆り出されたのだ。



大知が通う(予定の)権世(けんせい)高校では

春休みの真ん中あたりに

「新入生テスト」なるものを行い、

成績優秀者にはある義務が与えられる。

大知はその幸(?)ある者

というわけなのだが。



「なんで…おれなんだろうな」

ため息をつくつもりが

口から言葉がこぼれてしまった。

そのことにまた憤りを覚えて

ため息をつきなおす。

よし。今度はちゃんとできた。


暑い。

本当に4月なのか疑いたくなる暑さだ。

時計に目を落とすと12時40分。

あと20分もあるのか…。

やけに時間が過ぎるのが遅く感じる。

この時計止まってるんじゃないのか?

ちょっと学校のなかを覗いて…


「あれ?入学式はあしただぞ?」


みようとしたところで

気の良さそうなおっちゃんに

声をかけていただいた。

うおっという声を抑えつつ事情説明。

するとどうやら高校を案内してくれる

素振りを見せてくれた。

(立ちつくすよりは何千倍もいいな。)

とりあえず着いて行こう。

途方もなく長い時間を押しつぶすために。


「ここが高校の本館で、こっちが北館だ。

本館は初めは多分迷路のように感じるが

まあ対したことはねぇよ。

暇な時に探検してみるのも悪くないかもな。」

陽気に話すおっちゃんにぼんやりと

相槌をうつだけの時間。

探検は面白そうだがその前に

聞かなきゃいけない場所がある。




12時53分。

おっちゃんツアーは終わり、

例の場所、職員室への一本道の途中の

歴代のトロフィーが飾られた

ガラスケースを見つめていた。

いかん、もうそろそろ職員室に向かおう。

緊張してきた。

むしろ名誉なことなのに

なんだろうこの進んではいけない感じ。

足が、重い。職員室が、見えてきた。

足取りは重いはずなのに

職員室までの時間は一瞬だなんて

あまりにも理不尽じゃないか。


震えようと騒ぐ自分の身体を抑え、

今おれは今までの人生で

最も重い引き戸を引くことになる。

本番はもっと緊張するのだろうが、

今はそれどころではない。


さあ、そろそろひた隠しにしてきた

おれの使命のお出ましだ。

おれが今日ここにきた理由は。


「君が明日の入学式で

総代として挨拶してくれる鷺草くんかな?」


おれに緊張をもたらした電話の声と

一致する声を響かせる

長身、強面、黒スーツの男性。

年齢は45,46といったところか。

伸びた背筋がその人の厳格さを

より一層引き立てている。


「電話でも自己紹介したが改めて、

権世(けんせい)高校1年生の学年主任の

栗栖一聖(くるすいっせい)だ。よろしく。」


1単語1単語が腹に響く。

鼓動に拍車をかける。

頭ではいろいろ考えてるのに


「鷺草です…よろしくお願いします…。」


これが精一杯、全身全霊だった。


緊張しているのか、と

やはり声を響かせて笑う栗栖先生に

促されるままイスに座った。

…うん。落ち着かない。

緊張にほとほと弱いおれには

苦行の二文字に尽きる。正直逃げ出したい。


「相方はもう少ししたら

くるから待っててな。」


はい。と返事した…よな?

自分の口から感覚が遠いため不安になる。

なぜなら…察してください。


栗栖先生が言うとおり

入学式の総代表はおれと、もう一人いる。

女の子だとは聞かされたが果たして

どんな人なのだろうか。

良い感じに緊張を解してくれる

人であってほしいが。


「失礼します。新入生総代の鬼道愛理(きどうあいり)です。」


例の引き戸をやすやすと(いや、普通か)開き、

はきはきと言葉を並べるその人は

背筋を伸ばし、顎を軽く引いた

いわゆる「姿勢の良い立ち姿」の女の子。

いや、女性と言うにふさわしい。

とても大人びていて、でも高校生の

可愛さも備えている超ハイスペック。

軽いウェーブのかかった腰あたりまである

長い髪は上品さの象徴のように

彼女の頭の動きと連動してなびく。


「お!来たか。おまえにしては

遅かったんじゃないのか?」

「申し訳ありません。少し所用で。」

「こちら、おまえと一緒に

総代表を務める鷺草くんだ。」


おお…この人すげぇな。

全然緊張してねーじゃねーか。

それに、どうやら栗栖先生は

…えーと…鬼道さんか。

鬼道さんのこと知ってるみたいだし。


っといけね!おれに話が振られてた!


「っ!!鷺草大知です!はじめまして!」

「…鬼道です。よろしく。」


「さ、ここで話し込むのもなんだし

早速練習始めようかね!」


うぐ…まじか。

全くそんなことできる

コンディションじゃないんだが。

くそ、仕方がない。

選ばれたんだ。精一杯やらなきゃ。


それにしてもさっきの鬼道さん、

なんか様子が変だったかな?

急に顔が険しくなったというか…気にしすぎか?

…まあ出会ったばかりだし

気にしてもしょうがないかな。




会堂というミュージカルを見る時にしか

お目にかかれないような施設に歩を進める。

椅子が…1000席はあるだろか。

ここが明日満席になり、そして

その前で、みんなを代表しておれが、

入学を祝って言葉を連ねる。


過去味わったことのない緊張が

襲ってくるのが目に見えてしまった。

実感を引き連れて視界へ飛び込んでくる。


「これが2人に読んでもらう台本だ。」


…え?長えぇぇぇぇぇぇぇ!!!

なんだこれ!?軽く2、3分

しゃべりっぱなしじゃないか?


「鷺草くん、鬼道。今から説明するから

よく聞いて覚えてくれ。」


すると淡々と説明が始まった。

ドキドキしてる場合じゃない。

しくじらないために一言一句こぼさず聞かねば。


と、意気込んではみたものの。

なんだ。大した動作じゃないじゃないか。

これならなんとかなりそうだな。


「んじゃ2人でがんばってくれ。

これで明日イケるなと思ったら

職員室に来てくれればいいから。」


と安堵していると栗栖先生が

ありがたい(字:有り難い)言葉をくださる。

…厳しいな権世高校。

飴かムチかわからない攻撃をしてくるな。


「っな!え!?ちょ、ちょっと先生!」


そう呼び止めたのはおれ、

ではなく意外と鬼道さんだったりする。

「冷静」っていうのが第一印象だったので

うろたえる鬼道さんを見て違和感を感じた。

さっきも言ったとおり出会って間もないので

あまり深くは考えないが。


あぁ。遠くの方に鬼道さんの問責と

栗栖先生の笑い声が聞こえる。

自分の五感全てがぼやけているような。

考えごとの時はいつもこの感覚なんだよなぁ。


あ、終わったみたい。

それも鬼道さんが折れた形で。


鬼道さんは踵を返して

ため息を混じりに近づいてきた。

…?なんか、睨んでませんか?


「ちょっと!なんであなたも

反論してくれないの!?

私たちこれから2人なのよ!?」


いかん、矛先がこっちに向いてた。


「あ、いや、先生もなにかと

お忙しいだろうと思いまして…。」

「あの人が忙しいって言った後は

職員室でコーヒーのみながら

小説読んでるのよ絶対!ああもう!」


なにやら怒ってらっしゃる鬼道さんに向かって

強くでることなんてできないおれは

苦笑いしか浮かべられないでいた。


ふむ…どういうことだ。

言ったとおり入学式の動作は極めて簡単で

2人でできないことはないのである。

となると、鬼道さんが拒み続ける理由は…

ま、1つしかないかな。


「おれのこと嫌いなの?」

「あんたなに言ってんの!?」


おお、むちゃくちゃ怒られた。

見当違いだったらしい。




「ここで一回ストップ。」

「手は軽く振るくらいがいいわよ。」

「90°ターンした後ふらついちゃだめ。」


練習が始まって(おそらく)30分。

足をひっぱってばかりのおれに

鬼道さんの指導はとても丁寧だった。


「ここで一度お辞儀だっけ?」

なんてださい質問でも


「ううん。それはもう一つ動いた後。」

ととても真剣に返事をくれる。


「そう、そこでお辞儀して座る。

うん。一通り終わったわ。

一回休憩にしましょうか。」


しかし、その真剣かつ精密な面を

知れば知るほどある謎が闇を濃くするのである。

別に話しづらいような人でもないし

聞かなくてもおれに害があるわけではない。

でも胸にひっかかってしまってるのも事実なわけで。


「ジロジロ見ないでよ変態!」

「うぇ!?ご、ごめんなさい!」

「まったくこれだから…」


しまった失態だった。

女の子(?)をガン見するとは…。

入学前に変態扱いされるとは前途多難だなこりゃ。


そして、もう一つ失態に気づいた。

あの様子だと鬼道さんの態度は

どうやらおれに原因があるようだ。

まったくこれだからときたか。

さて、おれはなにをしでかしたんだろう。

ふむ、もうこれ以上評価が下がることもないな。

ここは単刀直入が良さそうだ。


「さっきからおれのこと避けてない?

嫌なことがあればズバズバ言ってね。」


軽い口調を努めてみたんだが

不自然になってしまった。

さぁどうくるかな…と考えてたら

鬼道さんはキョロキョロ辺りを見回して

そのまま近くの椅子に腰を下ろした。


「嫌なところ?言って良いの?」

「え?えーと…うん。」


ツバを飲む音が響く。

今日、明日は緊張特売セールだな。

なにがくる?なにがくるんだ?


「じゃあ女の子になりなさい。」

「は!?」


間抜けな声と共に緊張が抜ける。

その代わり押し寄せてきたのは超ド級の混乱。

女の子になりなさいってどういうこと?


「私は男が嫌いなの。

だから女の子になりなさい。」


あーなるほど左様でございますか。


「な、なんで…?」

「あんたには関係ないわ。さ、休憩終わり!」

「あ、ちょっ…」


おれの言葉を遮るように音を立てて立ち上がると

練習の立ち位置に入る。

どうやらもう無駄話をする気はないようだ。

…そうか、それはちょっと

改善するには難しい問題だな。


誰かがこの人を変えてくれたらいいな、

男の人がみんな悪いやつなわけじゃないってこと

気づかせてやって欲しいな、なんて

偉そうなことを考えてみたり。


「ほら!ぼさっとしてないで早く!」

「ごめんなさい!」


…おれにはきついな。



その後も鬼道さんのレッスンを受けて、

帰ろうかという話になったのは4時を回った頃。

職員室に行って報告し、

栗栖先生の「お疲れ~」で締め。

鬼道さんは用事があるようで、

そそくさと帰ってしまった。


行きとは違う意味で、行きよりは良い意味で

足取りの重い帰り道(単なる疲労)。

おれはただがむしゃらにやってただけなのに対し

鬼道さんはおれの間違いを全て指摘するという

重労働の後なのに早足で帰って行った。


なんでおれなんだろう。

なぜよりによってこんな情けない

おれが選ばれたんだろう。

鬼道さんみたいな天才ならまだしも

おれが選ばれなくたって良かったのに。

なぜおれがテストで1番だったんだ?

こんなことならいっそ…


ははっ。なに考えてんだろおれ。

こんなだからだめなんだろうな。

独りだとつい考えが鉛直下向きに

なんの抵抗もなく自由落下していく。


おっ。行きには気づかなかったけど

近くにでかい公園があったのか。

落とした気分を拾えたらいいな。

ちょっと寄ってみようかな。

まあ明日の練習なんて帰ってからでいいし…


………………………あの、人影は。


「……っ!!!」

バカだ。おれは。

あの人が天才だって?なにを見て思ったんだ?

おれがどうしようもないって?

そりゃそうだ。甘かったんだよおれは!


「鬼道さん!」

「っ!?」


台本を片手にひたすら

おれに教えてくれたステップを一つ一つ

踏みしめていた。

その鬼道さんはさっきまで見ていた

顔色を変えなかったそれとは違い、

汗だくになってひたすら歩く、お辞儀、ターン

をし、台本の字列を音にしていた。


そんな姿を見せられていても立っても

いられなくなったおれは

怒鳴り気味に声をかけてしまった。

当然驚く鬼道さんだった。が、

どうやら見られたくなかったようだ。

すぐそっぽ向いて荷物をまとめる仕草を見せた。


「ちょ、ちょっとまって!」

「こないでよ変態!」

「それは誤解だってば!」

「男はみんなそうじゃない!」


くそ、全然譲る気はないようだ。

というかこの場面で必要なのは

鬼道さんを論破することじゃないよな。

なにを言えばいい?どうすればこの人は…


この人はあんな辛そうな顔をしなくてすむ?


「ごめんなさい!

おれ鬼道さんのこと天才だと思ってた!」


だぁぁぁぁ違うだろ!

今言うべきなのはおれの感想じゃないだろ!


「なにそれ?私が天才じゃないって

言いたいわけ?」


さぁ帰ろうとする身体をそのままに

大きな瞳だけをこちらにギロリと向ける。

ほらみろ怒らせてしまったじゃないか!

振り返り、おれの目の前まで来てひと呼吸。

そして。


「……………わかってるじゃない。」


目を逸らしてそう呟いた。

激しい糾弾にビクビクしているおれを見ると

またムッとして向こうを向いてしまった。


「…私ね。天才、とか才能、とか

そういう言葉が嫌いなの。」


眩しい夕日に浮かぶ小さな横顔のシルエット。

表情は逆光で見えないが、笑っていると思う。

間抜けと思われたそのセリフは

鬼道さんの真顔に亀裂を入れられる

絶好の剣でもあったらしい。


「男の人はみんな私に向かって天才だって言う。

でもそれって私のがんばりじゃなく

才能のおかげだってことだと思う。

私の努力を見もしないで否定するのよ。

だから男なんて大っっっっっ嫌い!」


静かに淡々と話していたかと思うと

最後は無邪気に口角を上げて笑う。

綺麗でかわいい。


多分その男の人たちは

鬼道さんが言うようなことを考えず

ただこの人の美しさに見惚れて、

でも素直に綺麗って言えない。

だからそれ以外のところで褒めるしかない。

で、単純にでてきた単語が地雷だったという

不幸な人たちだったんだと思う。


「だから私に向かって天才じゃないって

言う人はましな人だと思ってるの。

ちなみにあんたは2人目よ!」


こんな方法で人を測るのはきっと

この人にしかできないんだろうな。

…そして照れるな、2人目か。

1人目は考えればすぐわかった。

あの人と並立とは恐れ多い。


「1人目は栗栖先生かな?」

「あたりよ。だから栗栖先生は信頼してる。

絶対直接は言ってあげないけど!」


やっぱり。

鬼道さんは栗栖先生をとても尊敬しているのは

一目瞭然だし、栗栖先生も鬼道さんを

娘のようにかわいがっているように見えた。

その輪に入れるのは光栄だ。




その後少し雑談をした後

鬼道さんの追加レッスンを受け、

さっきより少し増した疲労感を携えて帰宅。

新しく手に入れた携帯に

権世高校1人目の友達のアドレスを入力、

登録完了のメールを送る。


『よろしく。明日はがんばりましょう。』


絵文字一つない鬼道さんの返信を見て安堵、

布団に入って天井を見上げる。

明日は本番だ。




翌日。

滞りなく進む式に焦りを隠しきれずにいた。

くそ。落ち着けおれ!震えるな足!

隣では緊張の色を全く見せずに

進行役を凝視する鬼道さんがいる。

おれが足を引っ張れば

たちまちこの美しさを害してしまう。

そんなの、絶対いやだ。

そんなの、認めてたまるか。


頭が痛い。お腹が痛い。

鼓動が速い。顔が火照る。

緊張しているからだ。

一つのミスも許されない

自分の置かれた状況に。


「続きまして、新入生を代表して

鷺草大知くん、鬼道愛理さんの祝辞です。

新入生総代、起立!」


あれだけ鬼道さんに教えてもらったんだ。

あとはせめて、堂々とやり切ることくらいだ。

ええい、腹をくくって飛び込むしかないか!




会堂から人が抜け、それぞれのクラスへ向かう。

おれは鬼道さんとは別のクラスなので

ここでさよならなわけだが、

去り際の「それじゃ、また。」という

言葉をもらえたので寂しさはなかった。

おれは1組なのだが高校の設計上

最後に会堂を出ることになるようだ。


昨夜見上げた自室の天井の

軽く3倍は上にある会堂の天井を見上げ、

口から息を吹き上げる。


正直に言うと失敗らしい失敗は

見当たらなかった。

鬼道さんもなにも咎めることなく

「お疲れ様。」と言ってくれた。


ただ、なんだろうこの…なにか違う感じ。

心にもやもや雲がかかって

やりきったという達成感を覆っている。

…なんだよこれ。なんなんだよ!

精一杯やった、やり切ったよ!

もう一度やれと言われても

これ以上はでないくらいだ。

なのに…


いや、きっとこれは緊張しまくった後の、

頭が弛緩してしまっている状態だからだ。

そうに違いない。


早々に悩みの種が植え付けられ、

おれの新生活は幕を開けることになった。

これから本編を書きます。

なかなか長いし読みづらいですが

興味を持っていただいた方はぜひ

読んでみて下さい。

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