表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メモ×メモ  作者: 小池らいか
小説を書いていて気をつけたいこと
5/17

文章の難しさ パート1


 日本語って本当にいろんな言葉がありますよねぇ。

 似た意味で、違う言葉がたくさん。

 でもちゃん使う場所を理解してないと「おかしい」ってわかってしまう。

 文章を書くときに気を遣うのはそこです。

 実のところ。私はボキャブラリーが少ない方です。

 そして応用力がない!

 ええ。自覚しておりますとも。特に数学の……文章問題なんて大の苦手ですとも。

 単純計算は好きですよ。


 だから小説でも単純なのが好きなんです!


 ……ってここで主張するものでもないか。

 失礼しました。

 それは放置の方向で。


 ボキャブラリーの少ない人間にとって、文章を書くのはとっても困ります。

 何度も同じ言葉を繰り返し使ってしまうからです。

 例えば会話文とかで。


 ○○は言った。

「僕は△△ちゃんが好きだ!」

 △△は驚いて言った。

「ごめんなさい。私は□□くんが好きなの」

 ○○はその言葉に言葉を失ったが、すぐに言葉を取り戻し、△△に歩み寄って言った。

「それでも、それでも僕は△△ちゃんのことが……」


 まあ、内容はともかくとして。

 最初の頃に一番苦労したのは、この辺り。

 同じ言葉を繰り返し繰り返し、近い部分で使っちゃってました。

 「言葉」なんてひとつの文に三回も入っているという状態です。

 単調でちょっとくどい。

 そこで国語辞典なんかを調べるんですが……でもなんか違うんですよね。

 で、他の自分の持ってる小説やなんやで研究。

 会話文とかその前後を見てひとまず気が付いたことをメモメモ。


 ○○は言った。

「僕は△△ちゃんが好きだ!」

 △△は驚いて目を見開いた。

「ごめんなさい。私は□□くんが好きなの」

 ○○は言葉を失ったが、すぐに自分を取り戻し△△に歩み寄った。

「それでも、それでも僕は△△ちゃんのことが……」

 

 ちょっとはすっきりしたかな?

 とりあえず、続けていくつも同じ言葉を使うのは避けてみました。

 重なって使われていた部分を別の言葉に置き換えただけですけどね。

 特に会話文とかの前に「言った」は連発しやすかったです。

 別に「言った」と使わなくたって会話は成り立つのにね。

 たったこれだけにどれだけの時間を費やしたことか……応用力のなさが忍ばれます。

 他にもひとつの文があまりに長文になってみたり(←これには同じ意味の言葉を重ねて使っていたりとかも含む)句読点入れてなかったり、描写が明らかに足りなかったり。

 文章に慣れると最初は気が付かなかった部分に踏み込んでいけるようにはなりましたが、それも全部最近のこと。

 過去の作品(書きかけ含む)を読み返して「なんじゃこりゃー」と叫ぶことも多いこの頃です。

 まあ、気が付いただけマシですが。


 あ、そうそう。

 同じ言葉を使わないように気をつけるっていうのもそうですけど。

 ここはこういう風にしたいのに、思いつく言葉が見つからないってこともよくあります。

 とりあえず知っている言葉を当てはめてみるものの……

 なんか違う。微妙に違う。

 これもしょっちゅうです。

 そんな時に使いたいのが「類語辞典」

 今ならコンパクトに電子辞書なんてものがあるんですけど、私は紙の辞書を使ってます。って、これ前に言いましたね。

 最初の頃は電子辞書もいいなあって思ってたんですけど、実際に勝って使ってみると紙の辞書の方が楽しいです。

 電子辞書はおもしろ味がないんです。手早く捜したいときには便利ですけど、頁をめくることで違う発見をすることも多いのでやっぱり紙の辞書が好きですね。高いけど。

 あ、類語辞典自前で持ってるので気にしたことなかったんですけど、Web上でも類語辞典って確かありましたよね?

 そっちは見やすいのかな。

 さてはて、今度調べてみようか。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ