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メモ×メモ  作者: 小池らいか
小説を書いていて気をつけたいこと
3/17

アイデアってどこから?


 前回、思いついた話の数が五十以上あると書きました。

 ええ。本当にそれぐらいはあります。

 でもその全てがメモされてるわけではありません。頭の中だけで考えて忘れてしまったものも含まれています。

 まあ、大半はノートに書きためていまして。

 実はいまだに初期のつたなすぎる自分の小説もどきが残っているんですよ。

 「」の前に名前を入れていたり、背景描写や感情描写がすっぽり抜けた会話だけの文章が!

 それらは恥ずかしい過去の遺物です。

 なんでまだ取ってあるんでしょうね。とも思うんですが、でももったいなくて捨てられないんです。

 だって自分が考えて、形にしたものです。

 どれだけ下手くそでもその時の自分が必死に書いた物語なんです。

 愛着も湧きます。

 それに、そういうところからヒントをもらって、新しく物語の形ができることも珍しくありません。

 年月を重ねてふと振り返ったときに「あ、これにこういうのを足したらどうだろう」なんてこともたくさんあります。

 だから捨てられないんですよね。

 もったいない精神全開(笑)


 さて。

 私が書いた「物語」のはじまりは漫画でした。

 その作品名を言ったら年代がバレるので書きませんが、最初はとある少女漫画を真似て漫画を書いてたんです。

 ええ、そりゃもう下手くそな絵でデッサン無視、行き当たりばったりな感じで描きまくってました。

 ちなみに小学生時代です。

 あ、演劇もどきの脚本を友達同士で書いたりもしましたね。

 って、話逸れた。

 ともかく。その少女漫画の模倣をして話を作ってたんですよ。

 そういうのってやりやすいでしょ。オマージュとか。

 中学の時にはゲームの二次創作。同人誌もやってました。

 世界観やキャラクターがしっかり固定されてるので、あとは話を想像するだけなので簡単です。

 そして物語を作る上での基礎部分。アイデアはここにあります。

 既存の世界観やキャラクター。そしてそのストーリー。

「あ、これってこういう話なんだ。でも私はこういう話がいいな」

 きっかけはこれです。

 そこから「こういうキャラがいたらどうだろう。ここでこのキャラに絡ませてみたら?」などなどドンドコ頭の中でイメージがふくらんでいくんですね。

 最初の頃は完全に模倣で、著作権なんて無視です。

 誰に見せるでもなく、自分が満足するために書いてましたから。

 でも、友達に見せられるもの。となると別です。

 単に真似っこしただけでは「おもしろくない」と言われるだけでしたからね。

 そこでオリジナルっぽい話の出番です。

 TTRPGって言ってわかる人いるかなぁ? きっといるはず。

 テーブルトークRPG。

 有名どころだと「ソー○ワールド」とかですね。

 でも説明が面倒なので省略します。(オイ)

 世界観だけ借りて、キャラクター作って話を作成。

 この時点ではまだ二次創作かな?

 完全にオリジナル小説と呼べるものを書いたのはその後ですね。

 世界観からキャラクター、そして物語までがんばりました。

 まあ、キャラクターについては友達からも募集かけて書いてましたが。

 内容は。

「三百年前に封印された魔王がよみがえって世界を手に入れようとする話」

 ほんとによくあるパターンの内容でしたよ。

 亜人とかいっぱい出てきましたし、キャラクターたくさん作りすぎてわけわかんなくもなりました。

 大学ノート3冊か4冊かそれくらい書きましたが、完結はしてません。

 なぜなら書きかけのノートが紛失してしまったからです。

 友達が読むからと手渡したらなくなったという悲劇。

 結局そのままうやむやになりました。最初の方のノートはまだ残ってます。そしてそこから派生した物語を実はここではない場所で書いています。

 もちろん色々な問題もあって、友達から拝借したキャラクターは除いてます。ベースの部分は変わってませんが、別の所から湧いたアイデアが大幅に加えられているので話の流れなどは完全な別物です。 


 というわけで。

 ちゃんとした物語になりそうなもの、物語という形にしたもので「これなら合体させても問題ない!」というものをチョイスして書き始めるということをしています。

 五十以上の物語と書きましたが、実際にそれをちゃんとした物語として独立させたものはとても少ないんです。

 こういう話で、こういうキャラがいる。

 まず最初にそれありき。が私のスタイルです。

 で、また話が逸れたんですが。(←これがまとめられない原因じゃなかろうかと思う)

 要はアイデアってひらめきです。

 公に見せないのであれば、最初は模倣でもなんでもいいんです。そこからどんどん派生して自分だけの物語が出来ていきます。

 たくさん他の人の書いたものを読んで、そこからヒントをもらってください。

 そして「コレだ!」と思うものが出来たらそれが自分の「オリジナル」になります。

 つたないと言われようが、どこかで見たことがあるような話だと言われようが。です。

 まずはそこからスタート。

 あとは文才を磨くだけ。

 まあ、これが一番難しいんですけども。

 そういう意味では二次創作がおすすめかな。

 ずっとここ……年くらい遠ざかってましたが、久しぶりに書きたい病が出まして。だれに見せるでもなく書いてみたら楽しくて仕方ありませんでした。

 書きやすい書きやすい。

 やっぱり既存のキャラクターって核がしっかりしてるから、色々掴みやすいんですよね。

 自分が楽しむために書いただけなので発表する気はありませんけど。

 私にとって人に見せるもの、自分が満足するために書くものは少なくとも別です。

 たぶん下書きと清書みたいなもの。

 下書き状態からちょっとはみ出た程度のものを清書と思って出したのもありますけどね。

 これまた後になって気がつくから困ります。

 きっと「小説家になろう」で今書いてるぶんも書き直すことになるんだろうなぁ。

 とかそんなことを思ってみたり。

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