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砂のベッド

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:砂のベッド


「ふぁ〜あ…」

今日もわざとらしく

伸びをして起きてみた。

これには少し訳がある。


「……まただ…」


俺が今まで寝てた

ベッドのシーツに

土・砂がやっぱりついていた。


これがもう2週間ほど前から。


初めは、

「この部屋に誰かが入った!?」

と思い込み、必要以上に恐怖して、

警察に行ったが解決は得られない。


でも危害を加えて来る様でもなく、

そのマンネリが

自分になんとなくの安心を与え、

今ではたった2週間だけれど、

この状況を

自分で何とか解決しなきゃ…なんて、

そんな余裕が心のどこかに出来て居た。


でもこう毎日、土・砂がついてると

誰かがこの部屋に侵入し、

土足のままでこのベッドに上がり、

ここに砂と土を残した…

そう思わざるを得ない状況にもなり、

心がまたそっちに舞い戻り、

俺は前と同じ様に恐怖し始めた。


警察へ行く前に、

とりあえず自分で解決しようと

試みたその延長で、

俺は寝てる自分の姿をとりあえず

夜中、動画に撮って見ることに。


"これで何かがきっと分かるだろ"

その期待を胸に試みた。


(携帯の動画で撮った翌日)


「…ふむ。特になんも変わり無いよな…」


誰かが入って来る気配は先ず無い。

今朝起きて見ると、

やはりシーツに土・砂がついていた。


この土・砂の出どころがどこなのか?

を突き止めようとするのが目的だったが、

とりあえずこの動画では分からなかった。


「誰も侵入者が無い」

と言うことに、ひとまずの安堵を覚える。

しかしその直後、見落として居た恐怖が。


「ちょっと待てよ、これ、俺がおらんじゃないか!?」


なんと言う間抜けぶり。


布団と情景・光景ばかりに気が行き、

そこばかりを注意してたので、

肝心な初めからの登場人物、

俺に注目して居なかった。


ベッドは確かにいつも通りの光景。

しかしそこに

俺が寝て居ないというのが非現実的。


そしてまたその直後、

変なテロップが

赤文字で挿入された。


『トイレ、トイレ、トイレ』


「…は?」である。


「いやいや、ちょっと待て!さっき撮って今見てんだぞ!?こんなテロップ、入れる余裕どこにあったんだよ…!?」


でも、その"トイレ"と言う文字に

一瞬の期待を覚え、

俺はとりあえずトイレに行ってみた。


ドアを開けようとすると、

その瞬間にゴトン…と言う音が。

おそらく、

ドアノブに手を掛けた時のわずかな振動で、

ドアにもたれかかっていた

何かが横倒れになった…?そんな感覚だ。


だから、

ドアを開けるのが急に怖くなった。


でもここまで来たんだから!

と思いきって

少しだけドアを開けてみる…


するとドアの隙間から、

指の様なものが飛び出す様な演出で、

わざとらしく出て来てた…

おあつらえ向きに少し土がついたまま。



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=ZBEQWyoY4Ok

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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