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サラサラ勇者様の末裔はドラクエ1の主人公ではなくローラ姫の方だという主張

 ドラクエ11プレイ後に書いたやつ。

勇者「ぼう」の冒険は実際に行った。他のサイトのアドレスを前書きに書いていいかどうかヘルプを眺めたけど禁止事項には見当たらなかったので一応書いておく。HTMLタグ使えないからリンクは出来ないけど。

http://you.lolipop.jp/s/trophy/dq3/ss.html

 まず、11がロトシリーズと関係無いというのは無い。いくら何でもそれは無い。それやったら話にならん。


 エンディングで11の冒険物語であろう本を読んでいた人物は3の勇者の母親で「確定」させたい。「確定材料が無い」とかひねくれた事言う意味も無い。実際確定はしてないけど、それをするようじゃクリエイター失格。まあ、「私の可愛い坊や」は無いだろと思うがね。16歳だぞ?…公式でドラクエ3の勇者の名前は「ぼう」だな、勇者ぼう…なかなか素敵な名前じゃあないか。


 さて、問題は11の物語であろう書物の存在。11はロトシリーズ世界での架空の物語、「劇中劇」だったのか、それとも過去の戦いを物語として伝えたものなのか。……正直、劇中劇の可能性がものすごく高いけど、それをするようじゃクリエイター失格。

 過去の戦いを描いたものだとして、3の世界と11の世界は全く違う。実際にあった戦いを描いたものだとしても、あの世界の人々は「架空の勇者の物語」と捉えている可能性の方が高い。まあ、3世界の住民にとって「異世界での戦い」なんてそれがホントかどうかなんてどうでもいい事だな。ドラクエは既に「別世界へ渉る」事が出来る存在がいて、実際に移動してる事が示されているので、11世界から3世界へ移動した人間がいてもおかしくはない。

 そうなるとあの書物を記したのは誰なのか、だ。勇者の母親が読んでいた赤い本の隣に同じ作りであろう緑の本。…赤と緑といえばマリオとルイージではなく、ベロニカとセーニャ。敢えて「緑の本」の存在を示している以上、色には意味がある。作者はそれぞれベロニカとセーニャだろう、が……母親が読んでいた赤い本はおそらくはエンディングで何度か出てきた内容の本、つまり「過去に遡った後」のお話。ならば、緑の本は遡る前…プレイヤーが最初に体験した11の世界のセーニャが書いた「プレイヤーが知る事は出来なかった」話だろう。プレイヤーが知っているのは魔王を倒したところまで。その後、本当に平和になったのか何か事件があったのか、勇者がいなくなった世界の事はわからない。これが「緑の本」に記述されている内容…なので「緑の本」は存在だけが明示されその中身をプレイヤーに見せない形になっていると考えるとすっきりする。


 つまり、3世界は11世界の2つの歴史両方の流れを汲んでいる。もう1つの歴史、先代勇者ローシュが死なずに済んだであろう世界、この世界の歴史は闇に消えたんじゃないですかね?勇者だけでなく、サラサラ勇者から受け継いだんで賢者も「紋章」持ってるけど、ロトシリーズにあんな紋章は無い。ドラクエ12とかあれば、その世界に引き継がれているかもしれないけど、ローシュ達の世界の歴史、影響はロトシリーズには及んでいない。ゲームブックだか小説だったかで、ロトの血を引く事を示す紋章みたいなのが体にあった気がするけど、公式設定ではないので関係無い。


 ここでロトシリーズの確定してるポイントを軽く。あくまでも「堀井さん」の作ったコンピュータゲームのドラクエ1~3まで…堀井さんはエニックス公式のものであっても、そんなもの無視してるし、多くのドラクエファンも同じ態度だろう…堀井さんが関わっていない作品は公式刊行物ではあっても「公式設定ではない」。まず、歴史は3>1>2の順番であり、3の下の世界と1と2の世界は同じ。3の上の世界の歴史はプレイヤーには不明。


 3の主人公が1や2で伝えられているところの「勇者ロト」である事も確定といっていいだろう。1の主人公と1のヒロインであるローラ姫の子孫が2のプレイヤー3人である事も確定している。が、1の主人公が3の主人公の子孫であるかどうかは不明。というより1の主人公の出自が不明すぎる。ただし、2と3に登場するルビスの台詞から3の主人公がルビスを助けた時の約束を2で果たしたと考えられるので、2の主人公は3の主人公の子孫であると考えていいだろう。2の主人公の祖先はロトの血だけでなくラダトーム王家の血も入っているが、3の主人公はラダトーム王家の人間ではない。以上より、普通に1の主人公の祖先は3の主人公と考えて問題ないだろう。


 では3主人公の祖先が11主人公なのか?これは違う。3DS版プレイ後に書いた事だが、11主人公に似ているとの台詞があったのは2主人公…ローレシア王子のみ。「とんでもなく代は離れている」けど、それでも2主人公は11主人公の血を引いている。その程度で「似る」かどうかは気にするべき事ではない。神話でありファンタジーだからね。

 11主人公は聖竜より「ロトの称号」を受けており、3世界ではラダトーム王家のラルス王が3主人公にロトの称号を授けている。何だってラダトーム王家にそんな権限があるのか?答えは王家の祖先というか始祖が「初代勇者ロト」だからだろう。そのロトの称号を3主人公に譲り渡した。ローラ姫は11主人公の血を引くので、3と1の主人公ではなく2の主人公のみが11の主人公に似ているという事態に至る。


 じゃあ3の主人公は何者なのか?勇者の母親が赤い本と緑の本を所持していたという事で、ベロニカ、セーニャのどちらかの血を引く血筋の可能性。

 こう考えると、勇者ローシュと賢者セニカの2人の愛は何百、何千年もの時を経て、世界をも越えて、何代も後の子孫の代に到り、結ばれる事になる。故に11世界において、11主人公の嫁候補は「幼馴染のエマ」のみであり、セーニャとベロニカとの結婚は有り得ない。これをしてしまうと崩れてしまうので。

 セニカが時を遡った世界ではこの世界と時を越えての壮大な愛が成立しなくなるので「ロトシリーズにはやはり関われない」だろう。

 「勇者ローシュ>11主人公=初代?勇者ロト>ラルス王>ローラ姫>2主人公」

 「賢者セニカ>セーニャ>3主人公=2代目?勇者ロト>1主人公>2主人公」


 ローレシア王子が11主人公、サマルトリア王子がセーニャ、ムーンブルク王女がベロニカなんですよね、結局のとこ。ローレシア君、呪文使えないけど。2の3人は11と3の2人のロトのどちらの血も受け継ぐ存在なのですよ。


 後はラーミアとかロト装備の出自っすな。

 3主人公が使った装備がロト装備であって、王者の剣が云々、ひのきの棒かもしれない云々とかここもひねくれた考え方は無しで。「王者の剣=ロトの剣」「光の鎧=ロトの鎧」「勇者の盾=ロトの盾」で確定で問題無いはず。「王者の剣」と「勇者の盾」は11に登場していて、勇者の盾はローシュが使った盾…出自は結局不明だが。


 11に光の鎧は無いので、11~3の間の時代の勇者が装備した代物だろう。3の時点でロトの兜が無いので、ロト装備は少しづつ増えていったという事になる。最も古いのが「ロトの盾」だな。


 王者の剣が厄介。11に登場したのはローシュがオリハルコンをガイアのハンマー使って伝説的な鍛冶場で自ら鍛えた「勇者の剣」…11での表記は「真・勇者の剣」、11主人公がローシュと同じ手順で作った「勇者の剣」、魔王が「真・勇者の剣を闇堕ちさせて誕生させた魔王の剣」、ホムラの里の一般人が普通にオリハルコンから作った「王者の剣」とこれだけある。


 過去にさかのぼる前の真・勇者の剣は魔王の剣となり、過去に遡った後、ホメロス君の攻撃であっさり壊れた。勇者の剣は過去にさかのぼる時に時のオーブ破壊してぶっ壊れた。…もしかしたら勇者には壊れたように見えただけで壊れてないかもしれんが過去に持っていけなかった以上、存在してないのと同じ。


 過去に遡った後の真・勇者の剣は、セニカがこれで時のオーブを破壊したけど、無事だった。更なる過去に持ちだされる事も無かったので、大樹に奉納。勇者の剣はプレイヤーによって作ったり作ってなかったり…ストーリー上は多分作ってないんだろう。


 まあ、「壊れやすい武器」のイメージすな。実際には魔王の剣があっさり壊れただけなんだけど。3の世界には「王者の剣」名義のものが伝わっていて、「あっさり」とではないけど、それでも大魔王ゾーマが破壊。普通に考えて11世界で大量生産とはいかないけど、割と量産可能だった「王者の剣」か「勇者の剣」だろう。「真・勇者の剣を返納」した後に11主人公がホムラの里で勇者の剣の形状で作ってもらったものだろう、多分。勇者本人が勇者の剣作るには「ウマレース」に参加してないといけない。正史でそんな事やってるとは思えんからね。勇者の剣を11主人公が作ったのは過去にさかのぼる前の1回きり。なので、「勇者の剣」ではなく、「王者の剣」。所詮、一般人が作った代物なので、2の時代には無残なゴミ武器と化す。11の時代でもゴミだけどな、王者の剣。が、「ガイアのハンマー」なんて神器使って伝説的な鍛冶場でみんなの想いを乗せて鍛えあげた勇者の剣ですら「この程度なの?」ってがっかりレベルだが。ローシュと違ってサラサラクンは才能無かったみたいっすな。不思議な鍛冶に頼りすぎた結果だろう、きっと。不思議な鍛冶で勇者の剣・改にすると最強の片手剣になるのが「伝説の鍛冶場<<不思議な鍛冶」という現実を現している。所詮、神話レベルの遙か過去の時代の遺物だからね、伝説の鍛冶場。現代?の科学?には勝てないよな。


 と言う事で、3に伝わっていた王者の剣はローシュの勇者の剣の形状を模しただけの「ホムラの里の一般人」が作ったニセモノ。勇者の盾は普通にローシュが使った代物。2の時代に到ってもその高性能は保たれている。


 ロトの剣…大元はローシュが鍛え上げた勇者の剣だが、それを真似た王者の剣が11の時代に作られる。が、これを壊され3の時代にジパング出身の一般人の手により再度製造される。…ニセモノの更にニセモノ。

 ロトの盾…ローシュが使った勇者の盾が時代と世界を越えずーーっと使われ続けている可能性が高い。

 ロトの鎧…出自不明だが、3の時代に「光の鎧」として既に伝説級の扱いを受けていた。11と3の間の時代の勇者様か、11の後の冒険でサラサラクンが装備したか…。

 ロトの兜…出自不明。おそらくは1の主人公がラダトーム城に来訪した時点で既に装備済の兜。形状とかロトの紋章がどうとかは「そんなのは後でどーとでもなる」。ぬののふくとたけざおという貧者装備にロトの兜…想像すると笑える。


 ふと思い、どうしても書きたくなった事。魔女リーズレットよりドラクエ3のクソエルフの方が許されざる存在だよなって。大した理由も無く、逆恨みに近い状態でノアニールの時を凍らせて特に謝罪も反省も無し。人間側は特に何もしてないけど、それでもエルフに謝罪してる…エルフの方が聞こうともしないが。まあ、エルフの気持ちもわからんでもないので、一番悪いのはただでさえ人間信頼してないだろうに、それをわかっていながら実質「ただ対立煽った」だけで無責任に自殺しやがったアンとかいうアホだろう。何で死ぬのさ?くさったしたいでもどくどくゾンビでもいいから、まず蘇って母親を説得しろ。その後は苦しまないようにニフラムで天に還してやるから、まずは事情を説明しろ。


・ロトの剣に関しての再考

 ドラクエ1に出てくる「ロトの剣」は、3の勇者ロトが使った「王者の剣」じゃなくて、11のローシュとサラサラ勇者様が使った「真・勇者の剣」なのかと。いや、勇者の剣・真だっけ?まあ、どっちでもいい。


 「勇者の剣・真」はサラサラが聖竜に奉納した。多くのプレイヤーは多分「勇者の剣」か「勇者の剣・改」を持ってると思うけど、作る為には世界の危機だってのに競馬レースやらんといかんわけで、正史としては作られてないだろう。サラサラさんは代替品として…ホムラの里のただの一般人が鍛えた「王者の剣」をその後は振るう。


 王者の剣はサラサラの一族が大事に伝えていき、ラダトーム建国でアレフガルドに持ち込まれる。ゾーマがアレフガルドを闇で覆い、その際に王者の剣は破壊される。一般人が作った剣破壊するのに苦労したゾーマとか超ザコ。


 マイラの村の一般人が王者の剣を再度作り、これが「ロトの剣」と後世に伝えられる。

 そこから随分と時が流れ竜王がアレフガルドを支配。何故か竜王の城にロトの剣。が、この「ロトの剣」は、伝説に伝わる「ロトの剣」ではなく、正真正銘オリジナル…本物の「勇者の剣」だった。が、サラサラやらローシュの伝説はほぼ知られてないっぽいから、ロトの子孫ですら、それを「ロトの剣」と勘違いしちまったわけだ。ローシュの剣を元に作ったのがサラサラの剣で、それをただの一般人が真似ると王者の剣。その王者の剣を再現したのがロトが使ったロトの剣。竜王が持っていたのは「どこかにあった王者の剣を奪取した」よりは、竜王の先祖と思われる聖竜に奉納された「勇者の剣・真」から「解呪的な特殊な力」を抜き出したモノと考えた方が極めて自然…抜き出された「力」の結晶が光の玉か。ロトが使ったロトの剣と伝えられる剣は上の世界に持ち込まれ…壊れたんじゃね?勇者の剣とか魔王の剣とか、ぽきんぽきん折れてたし、王者の剣もザコ大魔王が頑張ってぽきんって。


 ドラクエ3時点で既に「光の玉」になってるって事は、竜の女王のとこに、力を失ってもそれでも王者の剣よりは強いであろう「勇者の剣」があったんだろう。が、光の玉くれただけでも大サービスだからね。



そして「王者の剣はロトの剣ではない」というところまで考えたが、ドラクエ2の「ロトのつるぎ」の正体はやはりわからない。アレがローシュの使った勇者の剣だろうと、3の主人公が使った王者の剣だろうとどっちにしてもがっかりすぎるんで、また別の由来の剣だと思いたい。


 まあ、でも「勇者の剣・真」から「光の玉」的な力を抜いたものが初代ドラクエで竜王の城にあった「ロトのつるぎ」だというのは間違ってないと思うんだ。

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