番外編 【微ネタバレ】帝都倫敦、霧に消ゆ クリア雑感 (あるファンのブログより)
ツイッターでの「どの作中乙女ゲームで遊びたい?」アンケート
https://twitter.com/usagi_ya/status/1088619107786797056
で、『帝都倫敦、霧に消ゆ』が一位になった記念の番外編です。
乙女ゲーマー・ブログの記事、という体裁です。
まだ遊び尽くしてないけど、とにかく布教したいという熱量を感じる記事です。さすがロンロン市民。
今回は、シスキャラの新作乙女ゲーム『帝都倫敦、霧に消ゆ』の感想です。
ヴィクトリア朝を舞台にした、霊能探偵アドヴェンチャー……かな。
一部では「ロンロン」の愛称で親しまれているようです。
正直、わりと惰性で買ったんだけど……ごめんなさい。フライングジャンピング土下座しなきゃいけないわー、ごめんなさい!
すっごい萌えた!
惰性で買った自分を褒めたい。そこで財布をよくぞ開いた!
さらば我が諭吉、そしてウェルカム萌え!
とりあえず、公式イチオシと思われる王子ルート、王子の友人で変人のアーサー・ルート、同じく友人と見せかけて対抗勢力のチャールズ・ルートでラブラブ・エンドを見てきました。
攻略キャラは、まだたくさん残ってますが、ちょっとね、今の自分の萌えを!
語らないと、溢れそうなので。
ストーリー上の深刻なネタバレはないように、萌えだけを吐き出すつもりですが、勢い余ることもあるかもしれないので、未プレイの人は気をつけてくださいね。
でも、未プレイの人にこそ伝えたい!
ここに特大の萌えがある、と!
まず、王子萌える!
大文字にしたいくらいですよ。年がバレちゃうけど、いにしえの侍魂の時代みたいに、文字大きくして!
色変えて!
アニメGIFも貼りたいですね!
★☆★ 王子萌える! ★☆★
……今のブログだと、この程度ですかね。フゥ。やりきったぜ。
という感じで、現在、絶賛王子推しです。
国を傾ける覚悟で愛を語ってくれるバージョンと、為政者としての未来を踏まえつつ主人公を落としに来るバージョン、なんとラブラブ・エンドが二つありました!
ひょっとして、まだ隠しがあるかもしれません……意外と深いです。
王子ね、パケ絵だとイマイチわからないんだけど、後ろ髪がちょっと長いんですよ。それで、その髪を黒いリボンで結んでて、それがこう、わたしの性癖に刺さりました。
そんな性癖があったことを、今回はじめて知ったんだけど。
でも、ちょろっと長い後ろ髪にリボン、萌える!
その後ろ髪に、主人公が指を絡めるスチルがあるんですよね。わたし悶絶。
なぜ性癖がバレている。
いやむしろ、この瞬間に、我が性癖が創造されたのか!
もうこのスチルだけでも買った価値があった!
あと、王子の婚約者のお姫様との絡みも面白かったです。
王子と一緒にいると、邪魔しに来るんですよー。ちょっと興味を持って調べてみたら、一応、史実を踏まえてるのかな? 北欧の姫君だそうで、これが美人。
いいですか、美人です。
で、この時代の風俗? なのかなんなのか、男女の触れ合いは最小限にという設定で、どっちかというと同性同士で行動することが推奨されているらしいのですが、いつも取り巻きを引き連れてるんですよ、姫。
綺麗な女の子ばっかり。
しかも雰囲気があやしげっていうか? なんかスチルが艶っぽいんですよ。
もう……これ……百合?
ちょっと会話してみると、王子との婚約は国同士の問題だから、それを揺るがせにはできないし、するつもりもない。けど、可愛い女の子は大好物よ、みたいな感じでウィンクされて、ぐっと……。
あれ、わたし百合属性あったかな?
ってドキドキしました。
王子を堪能し尽くしたら、次は婚約者様もアリじゃないでしょうか。
異議なし!
わたしはそっちの扉を開く気満々だよ!
このブログ記事を書き終えたら、アタックしてきます。
取り巻きっていったら、王子の取り巻きもね!
イケメン揃いのくせものばっかりで、どこから行くべきか悩みます。
しかも、そっと背中を押してあげると、王子とあやしい雰囲気になったりとかですね……えっなにこれ、仲人プレイ推奨?
これも試してみたい。やりたいこと多過ぎてパンクする!
王子の取り巻きの中で、一番目立ってたチャールズ様もねー、紳士面して腹黒いところが、すっごい面白かった。
王室を陥れて玉座を窺う気概やよし! その陰謀に加担してあげようではないか!
って助力すると、霊障に悩んでやつれる王子のスチルが見られるので、王子派もちょっとは陥れた方がいいです。
チャールズ様に協力すると、主人公をこき使っている興行主が痛い目を見るのは、スカッとしていいですけどね。あっ、これはネタバレか。
以下、文字色を変えて書くので反転してね……ってやりませんよ!
ただ、チャールズ様のラブラブ自体は、そこまでラブくないので、もうちょっと盛り上げが欲しかったかなぁ。
それとも、他のルートがあるのかも。ありそう。
陰謀抜きで糖度を上げるシナリオへの分岐が、たぶん、あると思うんですよね〜。
ええと、あとね。
アーサー。
そう、アーサーですね!
アーサーね、すごいんですよ。萌える。もう萌えくりがえっちゃう。日本語が崩壊するー!
最初はムカつくやつなんだけど、実はびっくりの悲劇的な過去があって、それを踏まえての奇人変人っぷりかと思うと、なんか愛しくなってくるんですよね。
トラウマを克服しないと、主人公の存在すら認められないっていうか。
いやー、これ、書けない……書けないなぁ。残念、ネタバレだ!
アーサーに関しては、プレイしてくれとしか……。
もうっ、ほんっと、アーサーすごかったー。
でも語るとネタバレ……だいたいネタバレの嵐。
それくらい、変わるんですよ。初見の印象から、第一段階、第二段階、第三段階と変化してですね……お前はRPGのボスキャラか!
って以上に変わっていくので、そこのギャップとか、変わってるのに変わらないアーサーらしさとかに、むちゃくちゃ萌えます。
だいたい涼しい顔してるんだけど、主人公が危機に瀕したときに表情が変わるの、すっごく良かったー。
絵師さんぐっじょぶ過ぎ。
アーサーにも複数エンドがあると思うので、もっと糖度が上がらないか探索してみたいですね、ドット単位で。
以上、ネタバレにならない範囲でって考えると、意外に萌えを吐き出せないことがわかったので、三キャラ攻略しての総評メモに移行します。
※あくまで現時点での評価なので、今後、評価が変わる可能性があります。ご了承ください。
◆グラフィック
キャラのデザインは良いと思います。
スチルもかっこいいです。
背景は……街が霧に包まれているという設定上、仕方ないのかもしれませんが、戸外の情景がだいたい霧。たまに屋内もエクトプラズムという名の霧に覆われるので、背景情報が希薄なのは、ちょっと残念かな。
◆音楽
クラシックのアレンジを主体にしていて、品が良いです。
◆システム
これ、書きたくない……だが書く!
主人公が霊能者で、その能力を駆使して事件を捜査する……って設定なんだけど、某所では「総当たり画面クリック」「1ドットの差が生死を分ける」とかいわれてるレベルで面倒です。
ドット単位はオーバーかもだけど、実際、判定が納得いかないっていうか。
そこちゃんと調べただろ、そこ! って何回なったことでしょうか……調べたよ……どんだけ繊細な設定なんだよ調査箇所!
乙女ゲーム要素の、キャラとの会話とか好感度上げとかは普通なのに、意欲的に組み込んだアドヴェンチャー要素が空回りしてる感じというか。
でも、有志による攻略情報は既に充実してるので、アドヴェンチャー部分で詰まることはありませんから、多くの乙女にプレイしてほしいです。
語りたいよぉぉ。
◆シナリオ
分岐が多く、同一キャラでも複数エンドを楽しめる、という謳い文句通りみたいです。
わたしがしっかり確認したのは王子だけですが、どちらもちゃんと辻褄が合って、違う話になっていて、しかも面白かった!
◆糖度
キャラ、ルートによって違うようですが、今のところ、おおむね満足です。
◆そのほか
たまに変なミスがあるのが面白いです。
わたしも指摘されるまで気がついてなかったんだけど、濁点の認識が甘かったりして。
例えば、「ウェッジウッド」が「ウェッジウット」になってたりとか、そういうミスがこまごまと鏤められてるんですよ。
ヴィクトリアンに詳しい乙女の皆様は、逆に楽しそうっていうか……攻略掲示板、むちゃくちゃ盛り上がってるので、わたしも調べてみたくなりました。
実際、王子様の婚約者が実在したのかとか、調べちゃったからなーw
もはや善きロンロン市民を名のりはじめるまで、時間の問題かもしれないです。
とりあえず、エドワード様のための善き国民になりたい!
次は婚約者様を落とすぞー。
それ以前にもう落とされている、という説もありますが……行ってきます!
今度戻ってくるときは、完全ネタバレ記事を……いやそこまで我慢できないな。
また、こま切れに萌えを吐き出しにくると思います!
それでは皆様、合言葉を。
さすがロンロン、愛してるぅ!