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エピローグ ~その手が掴んだのはどんな夢?~

投稿予定日を過ぎての投稿、誠に申し訳ありません。

一部助詞の間違いを修正しました(2019/06/04追記)

「みず……うみだーーーーっ!」


「何なの? その妙な間は」


森に囲まれた広大な湖が眼下に広がる。一面の雲一つない青空を映した湖面は、空に負けない程の透き通るような青色を見せていた。


2台の馬車が、ゆるゆると街道を進む。


僕達は今、王国北西部にあるジュスティース侯爵領内のとある湖に向かっている。

ここには、ジュスティース侯爵家の人達が夏の間の避暑地として利用している別邸の一つがあり、

今回、元ジュスティース侯爵家のジャスティナに口を利いてもらい、一週間ほど借り受けたのだ。


先頭を行く馬車の御者台には、手綱を引くルヴィアとその横にユーニス。客室には僕とミルフィエラお母様の二人。

後方の馬車は、一週間分の着替えやら余暇を過ごす為の雑貨やらが客室を含めて満載になっていて、アニエスタとジャスティナが御者として引いている。


僕が御者台に座っても良かったんだけれど、主を外に座らせるなんてとんでもない! と一斉に反対され、客室で揺られる事を甘んじて受ける次第となったのである。

ただ、僕と相席する権利を巡って女同士の仁義なき熾烈な攻防があったようだが、その詳細を僕は知らされてはいない。

結果としてお母様が僕の向かいに座っている。


こういう時って普通、立場を利用して権利を振りかざしそうだけれど、お母様は僕の事に関しては他の皆と同じ立場で接してくる。

皆もそういう時は遠慮なくぶつかってくるので、傍から見ると仲の良い友人の様に見えるのだ。……仲良い、よね?


それにしてもだ、


夏本番!!


ようやくこの時が来たのだ!


水着姿が眩しい女の子達と真夏の海辺(水辺)でキャッキャウフフ。


夢に見たパラダイスがすぐそこまで来ているのだッッッ!!!


あ、海じゃなくて湖なのは、現在の立場で用意できる最大限なのでご了承頂きたい。

この国、内陸国な上に『封印』がある関係で国民が国外に出る事は暗に禁止されているんだよね。


しかし暑い。道中の風景を眺めながら汗をハンカチでぬぐう。

馬車の客室はそこそこいい造りだが、現代日本の様に冷房が有る訳では無いのでどうしても汗が噴き出る。


「ん~……ちゅっ」


「は、はしたないですよ? お母様」

「ミィ悪くないもん。えっちな匂いでユーワクするアルちゃんが悪いんだもん」


お母様……ミルフィエラは、僕と二人きりの時はこんな感じで子供のように接してくる。

『封印』を解放されてしまった時の僕の死(実は死んでいた訳ではないけれど、それに限りなく近い状態だった)に、さらに精神の退行を進ませてしまったようなのだ。

原因の一端である僕は、ただ受け止める事しか出来ない。だがしかし。


幼げな口調の熟れた美女。

そのギャップに、僕は心の中の男性自身が最大仰角を指し示すのを感じざるを得なかった。


「もう、しょうがないお母様ですね」

「えへへ」


再び二人の顔が近づいていく……。


「け、けいこーく! 警告ですミルフェ様!!」


サッカーの審判がホイッスルを吹きながらイエローカードを掲げるが如く、誰かの叫びが二人の間を割った。


「あ、お姉ちゃん……」

「……んもぅ」



 ◆◆◆◆◆



一悶着はあったものの(おおむ)ね順調に湖畔の別邸に到着した僕達は、玄関より現れた出迎えと思われる人物に唖然とするのであった。


義姉(あね)(うえ)様、お待ちしておりましたわ。さすが私服姿も素敵でございます」


「…………」


そこには満面の笑みをたたえたミラニス・エルガーナ王女に、イリーザ・コペリオ王室第7夫人、ウィゾルデ・エンパス公爵と、さらにはミラニス様お付きの四人のスーパーメイドさん達がまるでこの別邸の住人の様に僕達を出迎えたのだ。


「ねぇ、ジョウ? ここっていつから王家所有になったのかな」

「ぬぅ……ジュスティースはチェスタロッド程ではないが、比較的裕福な領地経営だったはずなのだが……」


「あ~、さすがのイリーザ殿もそこまではやっていないぞ?」


ウィゾルデ様の呆れ顔を見るに、この別邸はジュスティース侯爵が資金繰りに困って、僕達の知らない間に王家に売却した。と言う訳ではなさそうだ。

他に事情を知っていそうなのは、と周りを見回すと、ユーニス、ルヴィア、アニエスタが何故か僕から顔を背けている。


「あの~、イリーザ様? つかぬことをお聞きしますが」

「うん、私がミラニス殿下の意を汲みとって無理矢理ねじ込んだんだ」


あっけらかんとした晴れやかな笑顔でイリーザ様はそう言うが、僕の心の中はちょっぴり黒いモノが渦巻いていた。

ユーニス達はたぶん、口止めをされていたのだろう。いわゆるサプライズの為に。


話をしてくれればこちらも了承……出来ないな。

今回この湖畔の別邸を借り受けたのは、水着姿で真夏のキャッキャウフフをする為なのだ。

ケンプフ家の皆だけで来たのも、水着の存在を身内以外に広めない為だし、夜の第2ラウンドの為にも他人(ひと)を呼ぶわけにはいかなかった。


……のだが。


「申し訳ありません義姉上様。義姉上様の『水着姿』なるものを見る事が出来ると聞きまして、無理を承知であに……イリーザ様にお願いしてみたのです」


ミラニス様にそんな顔をされてしまっては、断ろうにも断れなくなってしまうでしょうが。


「ジョウ。この別邸ってこの人数でも大丈夫、だよね?」

「全く問題はないな」


「では、義姉上様!」

「ええ、歓迎しますよミラニス様」


ミラニス様は一気に顔を綻ばせて、僕に抱きついてきた。

お母様達ケンプフ側は動揺を表すも、さすがに王女を引き剥がすまではしない。

イリーザ様、ウィゾルデ様は微笑ましいものを見るような笑顔だが、微妙に口角が上がっているのが何となく引っかかる。

お付きのメイドさん達はそろってサムズアップをした後、やる気に満ち溢れた仕草で僕達が持ってきた荷物の運搬をし始めた。

一言も発さず身振り手振りで会話するのは、さすがと言おうか相変わらずと言おうか。


そんなこんなで、僕達はこれから一週間この湖でバカンスを楽しむのであった。



 ◆◆◆◆◆



「みず……うみだーーーーっ!」


「え? 何でそこで溜めが入るんですか妹ちゃん」


僕達は屋敷に荷物を置いた後、早速水着に着替えて目の前の湖へと繰り出したのだ。


但し、途中参加のミラニス様達の水着は当然ないので、そちらの方々はそのままの服装である。

日傘を差しながら僕達の後を付いてきたウィゾルデ様とイリーザ様が溜息をつく。


「いやぁ、これは流石に勇気がいるな」

「えぇ。アルナータの知識を舐めていましたよ」


「ふぉおおおぉぉぉぉ! 義姉上様、何という素晴らしいお姿でしょうかっ!!!」


「あはは……」


ミラニス様が鼻血を噴き出さんばかりに顔を真っ赤にして叫ぶ。何故か後ろで控えているメイドさん達もハンカチで顔半分を覆っていた。

僕は苦笑いを浮かべながらミラニス様に手を振る。


ちなみに僕はワンピースタイプの水着だ。それもフリルなどの装飾が無いシンプルな奴。

今の僕にビキニなどのセパレートタイプを着るのは難易度が高過ぎる。個人的にあれは、おっきなおっぱいがあってこそだと思っているからだ。


残念だがケンプフ家以外の人の目があるので、他の皆も今日は比較的大人しめの水着を着用している。

僕が前世の記憶からひねり出したデザイン画を基に、アニエスタがメインとなってユーニス、お母様と共に家内制手工業で作り上げた水着の数々。

当然非売品であり、流通させる気も全く無い。あくまで個人的な趣味として身内だけで楽しむのだ。


「それじゃ、私達がいつまでもここに居ると彼女達が楽しめないだろうし、屋敷に戻って涼むとしようか」

「そうだな。さあ、ミラニス殿下。戻りましょうぞ」


「あっあっ……義姉上様ぁぁぁぁぁぁ」


ウィゾルデ様に襟首を掴まれドナドナされていくミラニス様。お付きのメイドさん達も丁寧にお辞儀をすると、ミラニス様の扱いを意に介する事無くスタスタと去って行く。

……いいのか? それで。




ミラニス様達が見えなくなると、僕達はビーチパラソルを模したお手製の巨大な傘を地面に突き刺し、寝そべる事が出来る大きさのデッキチェア複数を展開、多人数が座れる大きさのビーチマットを拡げる。

自分が思い出せる限りの前世の記憶を基に、海辺の雰囲気を再現する。

軽食と飲み物を詰め込んだバスケットも抜かりが無い。


ここは湖のほとりなので、下は丈の短い草と剥き出しの土。海の様に砂では無いのだ。

川砂を大量に買い込んで敷き詰めようかとも考えたが、そもそもここは余所様の土地なので勝手をする訳にはいかない。


故になるべくなら怪我をしたくないので、ビーチサンダルもどきも全員分用意してある。

素材の関係で忠実に再現する事が不可能だったので、厚手の靴底に草履の様に鼻緒を取り付けた、これもまたお手製のやつだ。


いささかの違和感はぬぐえないながらも、バカンスの準備が整う。


「さ~て、夏本番! 始まるよ~!」


僕は振り返り、湖に向けて両手を拡げ宣誓した。

水着姿初お披露目である! 祝水着回であるっ!!


「あ、あの妹ちゃん。わたし変じゃないですか?」

ユーニスは白が基調の標準的なビキニだ。若干布地が大きいものの、その野暮ったさがユーニスの爆乳を強調する。

おっぱいの大きさの割りに引き締まった体と恥ずかしげな表情と相まって、僕の劣情を刺激する。


「アルナータ、その……私の身体たるんでないわよ……ね?」

ミルフィエラお母様は、黒一色で首の辺りで紐を交差させたビキニだ。下も上に併せてハイレグ気味になっている。

熟れた大人の魅力をこれでもかと撒き散らす。ビキニに食い込み、わずかにたわんだ肉がもうタマリマセン。


「ななななんか、裸よりも恥ずかしいんだけど! ちょっと妹くんお尻ばっか触るな!」

ルヴィアもビキニではあるが、上はガッツリとスポーツブラの様に、下は他の皆と比べると幅広になっている。

しかしそれがルヴィアの筋肉質な肉体をこれでもかと魅力的に見せている。思わず手が伸びるのも仕方の無い事だ。


「アルナータ様、私にこれは似合わないと思うのですが」

アニエスタはパステルカラーのフレアビキニで、いま付けているのは上も下もフリルがふんだんに盛り込まれたものだ。

少々幼い印象を与える水着だが、アニエスタの黒髪と隠し切れない爆乳がその印象を爆砕する。十分似合っているので全く問題ない。


「流石の我でもこれはちょっと気後れしてしまうな」

普段全裸でも全く意に介さないジャスティナが、珍しく恥ずかしがっている貴重な瞬間だ。

着用しているのは赤系統の紐ビキニ。特にひねりも無い普通のビキニだが、彼女の羞恥心を煽るのには絶大なようだ。


はぁぁうぅ~素晴らし過ぎるッッッ

恥じらいつつも、その肢体を惜しげもなく見せつける美女たちッッッ

ミラニス様達がいた為、今日は比較的布地が多い大人しめの水着をチョイスしたが、その蠱惑的な光景に、熱く熱く内なるマグマが(たぎ)るのを感じる。これは久々の感覚だ。


僕がもし男の身体だったら、理性をかなぐり捨てて目の前の美肉を貪り喰っているだろう。

太陽が照り付ける青空の下! 海ではなく湖だが、僕達はその青い春を存分に謳歌するのだッッッ!!!


いいね! いいと思います!



…………


……


そんな風に考えていた時期が僕にもありました。


……


気が付いたら空が赤く染まり、陽が沈みかけていたのだ。


最後に見たのは、人ならざる狂気の光を宿した瞳をこちらに向け、歪なまでに口角を吊り上げ笑う五匹の美獣達。


しばらくぶりに記憶が無くなる程の体験をするとは、夏本番恐るべし! だねぇ。

これはあれか。獣達を制御する槍(物理)が無いのが敗因か。


上半身を起こし周囲を見回す。

かつて五匹の美獣だったモノ達は、誰もがみんな満足げな表情で横たわっていた。


「みんな~起きろ~」


その後目の前の湖の水で身体を洗い流した僕達は、和やかに別邸へと帰るのであった。



 ◆◆◆◆◆



『アルちゃん、今日は最初っからフルスロットルだったねぇ』

「そりゃあ、ねんがんの水着回だもんよ」


丸いちゃぶ台の上にはキンキンに冷えたビールと山のように盛られた塩ゆで枝豆。ビールはいつものような缶ではなく中ジョッキだ。

枝豆山を囲むようにたくさんのジョッキが置かれている。


……たくさん?


ひぃ、ふぅ、みぃ…………二十三個ある。


『おぉ、気が利いているな!』


幽騎士マリオチェスタロッドことアニが枝豆の山を見て顔を輝かせる。

すぐさまドヤドヤと幽騎士マリオの密度が増した。


『それでは、かんぱ~い』


誰かの音頭で二十二人の貧乳美少女が一斉にジョッキを掲げた。


『ぷは~、うまい!』

『夏の暑い日はこれが一番だな!』

『いや、我ら霊体であるし、暑さ寒さは関係ないのでは』

『いいんだよ、こまけぇこたぁ』

『しかしいくら食べても飽きが来ないな、枝豆は』

『喉に詰まらせていきなり死なないでね』

『こやつめ、ハハハ!』

『ハハハ』


ここは僕の心の中の世界である。主である僕そっちのけで酒盛りを始めるってどうなのさ。いつもの事だけれど。


『ところでアルちゃ~ん? チェスタロッドとはどこまでいったのかしら~?』

『あ、それは気になってた! あいつ何も言わねぇからな』


ジョッキ片手のロベルスがいきなりしなだれかかってくると、それに追従する様にストラグスも体を寄せてきた。

吹き出す音が聞こえたので見ると、アニが顔を真っ赤にして固まっている。


「べ、別にどこにも行ってないよ、なぁ?」

『あ、あぁ、そうだな』


アニは動揺しつつも僕に同意する。

僕とアニはキスをした仲だが、それは『封印』が解放されたあの時だけであって、それ以降は普段通りの付き合いだったはずだ。

まぁ、しばらくは会うたびに妙に意識をしていたが、それも日を追うごとに薄らいだ。


ロベルスとストラグスは僕をじっと見た後『つまらない』と一言呟き、ジョッキを口にした。


「そ、そういえばさ。アベルト殿下は今どうしているの?」


僕は話題を変えるべく、そう口にした。


アベルト殿下……アベルト・エルガーナ王子は、あの日僕がミラニス様の願いを受けて助け出した後、廃嫡はされなかったものの王位継承権を剥奪されて王城内にて蟄居(ちっきょ)という名の幽閉生活になった。

彼は淡々とそれを受け入れしばらくは静かに過ごしていたが、ある時「流行り病による病死」と発表されて王城内から姿を消したのだ。


その当時、僕はその件について「本人の希望によりフォーオールで預かる事となった」と聞いている。


『ん? フォーオールの一員になるべく、毎日訓練を頑張っているよ』


答えたのはフォーオールだ。


『「アルナータさんの為、僕はこの命を捧げたいのです」とか言っちゃって、厳しい訓練にも耐えているみたいだね』

「そっか」


彼の決意表明の部分はまるっと無視して、フォーオールの報告に僕は安堵する。


『それにしてもアルナータは魔性の女よな。今代の王子王女、三名とも虜にしてしまうとはなぁ』

「ぶふぉっ?!」


金髪縦ロールの呟きに、思いっきり吹き出してしまった。


『あはははっ! ま、魔性の女、だって! あはははっ!』

『に、にあわねぇ~』

『ぷっ』


フォーオールとストラグスがゲラゲラ笑い、ロベルスは笑いを噛み殺すように肩を震わせる。


「ちょっインペリオ!? それ僕のせいじゃないから! アニのせいだから!!」

『おまっ! あそこまでズブズブになっているのは完全にお前のせいだろうがっ!』


僕の反論にアニが食って掛かった。

周囲からは笑いが聞こえたり、(はや)し立てる声が飛ぶ。


『ま~、どうでも良いけどね~。再封印も成功して、貴族の潜在意識にも封印を解く事の怖さが刷り込まれて、あと何十年かは平和に時が過ごせるからね~』


『うむ。我らもしばらくは暇を持て余すゆえ、ゆるゆるとアルナータを見守るとしようか』


『じゃあ、誰が最初にアルちゃんの子を孕むか賭けない?』


フォーオールが恐ろしい事を言い出した。


「賭けが成立しないじゃないか! 女の僕に孕ますなんてコト出来る訳無いでしょうがっっ!!」


それは僕自身が一番無念に思っている事。諦めたいけど諦めきれずにいる夢。

愛しい人たち相手にどうしても受け身になってしまう一番の理由。


『アルナータよ。此度の一件に対する報労として、しばらくお前には我らの監視の下ではあるが『魔法』の使用許可を与えようと思っている』

「へ?」


どういう意味だろうか。

僕は直前の激高も忘れて、インペリオを見る。


『んもぅ、鈍いなぁアルちゃんは。YOU「子作り」しちゃいなよ! って事だよ『魔法』を好きに使ってさ』


は?


……


「えええええええぇぇ?!?!」


インペリオの言葉の意味を、フォーオールの補足と合わせてようやく飲み込めた僕は、声を限りに叫んだ。

いや、そんな、嬉し恥ずかしって……ええええええええぇぇぇ!!!


『インペリオも言ったけど、これからしばらく僕達は暇なんだ。アルちゃん、僕達に娯楽を提供してよ』


周りを見回す。二十二の貧乳美少女が僕を見つめていた。アニがちょっぴりすまなそうに眉を寄せながら手を合わせている。

フォーオールの口が、ニッと持ち上がった。


『ね、僕らの愛しい人形姫』


~ 終 ~


これをもちまして「封印王国の人形姫 ~その手に掴むは何の夢~」は完結となります。

自身にとっての初めての小説作品。半年もの間続けてこられたのは、ひとえに読者の皆様のおかげであります。

色々と消化不良な部分が御座いましょうが、今現在の作者がご提供できる最大限のものとご理解頂けると有難いです。

もし気に入って頂けましたら、評価、感想等頂けると有難く思います。


最後は宣言した投稿予定日を破るという締まらないものでしたが、これを教訓に、また何かしらの作品を発表していきたいと思っています。

お付き合い頂いた読者の皆々様、本当にありがとうございました。

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