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俺だけの異世界アドベンチャー  作者: 神槍 龍月
第1章 集え仲間たちよ
3/4

第2話 いざ冒険者に

色々なご指導や感想をお待ちしております。

『ここか......』


目の前には大きい建物が建っていて正面の看板に剣と盾が描かれている。おそらくここが冒険者ギルドだろう。


ドキドキしながらドアを開けてみると、そこにはまさにテンプレな冒険者ギルドがあった。


『いや〜でもテンションあがるなまさか

僕が冒険者ギルドに来れるなんてなぁ』


感動もそこそこにして......

さぁ早速ギルドに登録をしよう!......と

思ったが、少しお腹も空いていた。


『腹も減ったし何か食べるか』


僕はギルドと併設れている食堂に行って何か注文しようとメニューが書いてあるボードを見てみた。


『あれ?なんかトカゲの素揚げとか変な

のもあるけど基本的には普通だな』


とりあえず天丼を頼もうと、金貨を手にすると食堂のおばちゃんが困った顔をした。


『すみません。お客さん。今ちょうど銀貨が少ないので、銅貨が多くなってしまいますがよろしいですか?』


なるほど......これで金銭の相場が大まかにわかりそうだな。


『はい。大丈夫です』


そして僕が金貨を渡すと、おばちゃんは銀貨を9枚と、銅貨を40枚、お釣りとして僕に渡した。

僕は天丼を受け取って席についた。


『天丼一杯を600円位としてそれが銅貨60枚......』


つまりは、

銅貨一枚=10円、

銀貨一枚=1000円、

金貨一枚=10000円って所か。


ん⁉︎ってことは僕は組の作り方教えただけで10万もらってたってこと⁈

あの人マジでお金持ちだったんだな...


ま、食べるか。僕は天丼を米粒一つ残らず平らげた後、受付のお姉さんに声をかけた。


『あの、冒険者になりたいのですが』


するとこちらに気づいたお姉さんはニコニコな営業スマイルで、


『冒険者希望の方ですね。こちらの椅子にどうぞ。』


僕は受付のカウンターでまず基本的な説明を受けた。


『まず冒険者は、日に日に市民を

悩ませるモンスターを倒してギルドを

窓口とし、報酬としてお金を貰うという

のがコンセプトです。』


なるほど、この辺も特におかしな所はないな。


『ですが、最近【ゴットビースト】

いわゆる神獣が怒りその眷属が暴れ出す

ということが多発しておりまして。

理由はわかりませんが......』


あーなるほどね、そう言えば神様

〔色々と大変な世界〕って言ってたな。


『ということですのでたまに緊急

クエストというものが発令されます。

その時は迅速に集まっていただいて、

モンスターの討伐を行いますので、

頭に入れておいてください。

もちろん臨時報酬もでますから』


よし!そんな時は冒険者としてぜひ討伐に参加しよう!うん。そうしよう。


『では説明は以上ですので冒険者カード

の発行に移りましょう。』


きたよ!きたよ!!

大事なことだから二回行ったよ!

異世界のテンプレと言ったらここで

僕の潜在能力が解放され、ステータスのどれかが突出してバカ高いとかそんな感じだ!


『このカードに血を一滴垂らしてくださ

い。そうすると貴方のステータスが表示

されます。』


手をかざすとかじゃないのか。ま、いまはそんなの問題じゃない。僕は指の先を少しナイフで切って血をカードに垂らした。

瞬間にカードが白く輝き出し、しばらくしてその光が収まった。


『えーっと...筋力、知力、魔力、素早さ、

運、は普通ですね...?でも、精神力が

ものすごく高いです!そうなると......

特に向いてる職業などはありませんが基

本的な初級職ならなれますね。』


なるほど。そうしたら〈ウィザード〉になろうかなせっかく異世界に来たし

魔法を多く使いたいしな......うん?


『あの〜この〈エキセントリック〉って

のはなんですか?』


『ああ...それは個人職とも言われまして、

人によって覚える魔法や上がりやすい

ステータスが違うので滅多に皆さん

なられない職業ですね。

さらに言うと、くしゃみをしたら猫に

変身する。とかいう意味不明な特性とか

もありますし』


そうか。やはりウィザードになろうかな。

魔法での後方支援とかしてみたいしね。


『じゃあウィザードになります。』


『そうですか。ではこのウィザードの蘭をタッチしてください』


よし!これで僕も晴れてウィザードだ!と、ウィザードの蘭をタッチし...


『おぅっ!』


ようとして横から人にぶつかられ、

ずれた僕の手は〈エキセントリック〉をタッチしていた......


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