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おまけ ミズハの気持ち

学校の卒業が怖かった。


友達と別れるのも知らない誰かと結婚するのも。


カレンが旅に連れ出してくれなかったら私はどうなっていたのだろう。


三人で旅をするのは難しいようだカレンとユキが頭を悩ませている。私はにこにこして眺めているしかできない。

本当にこんな自分が嫌だ。


新しい仲間は男の子だった。小さな男の子。女の子みたいな男の子。


私の魔法で押し流されていく男の子を見て私はただ見ているだけしかできなかった。


ホントにこんな自分が嫌だ。


そんな彼が責任は自分が持つと言い出した。私より小さいのに。


彼が不思議な魔術のの使い方を提案してきた。戦いでこんなことをして大丈夫なのだろうか。


でも面白いように敵が倒せた。ちょっとだけうれしくなった。


魔力が増してちょっとだけ自信がついた。


畑が乾いていたので水をあげてみる。感謝された。うれしかった。


迷宮都市についてすぐ何やらみんながもめている。


私は知らない人と結婚なんて嫌だ。


まだ時間が欲しい。


変われる気がするのだ。


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