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おまけ ユキの気持ち

クラスメイトだったカレンについて冒険者になった、

結婚がしたくなかったのは私も一緒だったしまだまだ二人と一緒にいたかった。


でも魔術師三人でやっていけるのだろうか。


敵に囲まれて魔力切れになってしまったら悲惨だ。


三人で一緒にパーティーを組むためには魔力切れ対策が必要だった。


期待はしてないけどマナヒーラーを募集してみようと提案する。


女の子の多い職業なので安心でもある。


集合場所に行くと線の細い男の子?がいた。

背も歳も私と同じぐらいだ。カレンやミズハより小さい。


私たちも自分の魔術に自信があったし駆け出しの街程度のモンスターに負けるはずがないと思っていた。


確かにモンスターは倒せたが彼がケガをしてしまった。


特に私の魔術でボロボロだ。カレンとミズハが泣いてしまったので私が治療をする。


彼が目を開けた時には私も泣きそうになってしまった。


帰り道痛々しい格好の彼と街に戻る。彼は何やら考えているようだった。

きっとこれじゃやっていけないと考えているのだろう。私もそう思う。


だけど街についた時には彼の表情が変わっていた。気にするなというようにリーダーになってくれた。


胸がドキドキする。


宿に戻って私の制服を貸してあげた。ぴったりで複雑だった。


彼の妹にあった。ヴァンパイアとか非常識だ。


目があった瞬間こちらを嫌なものを見るような目で見たのが分かった。よほど彼が大切なのだろう。


カレンの機嫌が斜めだ。感情表現豊かな彼女は時々ああなる。ちょっと彼女が羨ましい。


彼がカレンのこと気にしている。 なんだか胸がチクッとした。


迷宮都市について食事をとっていると彼が急に真面目になった。


目的があやふやなままで冒険者をやっているのが気になるのだろう。


だけど私はまだみんなと一緒にいたかった。




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