lovender
全てにとって終わりなのか。
それとも僕にとって君が僕の終わりなのか。
紫色の花の名前は、きっと。
気がついたときに溢れていたものは、きっと僕の涙なんていうちっぽけなものじゃないんだろう
それならもう少し、汚いはずだから。
もしかしたら君の涙かな、なんて思ったけど、違ったみたいだ。
それならもう少し、綺麗なはずだから。
僕は「不幸だ」なんて言って、まるで幸せと比べているような言い方をする
僕は何処と何を比べているんだろう。
忘れて、凪いで、僕の風を
君が永遠に君のままでいれるなら、僕はもう会えないと願うだけ
薄れていく僕を君が笑えるなら、明日はきっと紫色に輝くだろう
錆びついた歯車が狂うなら、どちらに回るのか
僕はまだ、君の影を踏んで悦に入ってるみたいだ
もう少し、鬼のまま。
手の触れられそうな影の中で甘えているのは、君を形容する言葉が見つからないから
飼い馴らす、花を。左から右へ。
僕と君とを繋ぐ糸は何色だったのかな、なんて少し自惚れる今はきっと、二度とこない過去を求めているだけかもしれない
愛した過去で壊したのは君か、日常。それとも僕か。
これは僕が壊れないためのただの言い訳。
――偽物。偽者。
理性を契る君の言葉が空を鼓動させて、足元が乾きだした
僕の空白はまるで道化だ、君の笑顔を求めてる
言っておくれ君の心で、僕は最後までひとりだったと
相対して、笑う。
自分の中へ僕を落として。
愛して、僕を、君を。
そこで僕を殺して。
残骸はずっと、そこに。
不死身の君は、ずっと僕を抱いていてくれるだろう。
だから僕は、君と、孤独に眠る。
少し甘い、花の香りに沁みて。
君がもう永遠に君でいれるなら、僕は二度と君に会えないと願うだけ




