3/5
lonely lonely love letter
ただの僕の、君への好き
家出かな、なんて笑ってみるけど、置き手紙のなかった僕には少し寂しさが残った。
「探さないで」
僕の中の一人がそう言ったと決めつけた
嫌いな人の言うことは聞かないのが普通でしょう?
†
一枚の絵を飾る君を見つけて手を伸ばす
やっぱりこれが安定してる。安息と浮遊感。
君は僕を拒絶するのかな、って嘘みたいな泣き顔を夜に晒してみた
苦しいけど、嬉しいかな。僕は君を愛してるみたいだ。
僕の手は2本しかないけど、いやらしく届かなかった手をもう一度伸ばしていいのかな、なんて自嘲的に笑う
大切なものは割れないように、慎重に飾りたいけど、時々キズをつけてみたくなる。
今はまだ、さっきまでそこにあった花の香りが部屋を満たしていて、僕の中を駆け巡っているけど、それじゃあまだ全然足りやしない
香りだけじゃ満たされないよ
僕の中に、君の代わりに代われない一日間の過去をそっと置いて
僕はまた、君と相反して愛でたいなんて笑っている。
願わくは、この過去が未来に代わることを




