97話
風呂でマッサージをしてから、睡眠を取った。これなら筋肉痛にーなりました・・・。朝起きたと同時に体を動かそうとすると、ピキッと引き攣るような痛みが身体中を走る。動かそうと思えば動かすことはできるのだが、したいとは思えない。
「今日は休みー」
そう決めた。そのため、二度寝と行こうか・・・。
_______
ふと目が覚めた。時計を見ると、11時を指している。さらに目がぱっちりと開いており、これ以上寝ることができなさそうだ。筋肉痛だが、まだマシで歩くぐらいなら痛みを感じない程度まで回復した。下に降りると、親がニュースを見ていたので、それを横目に朝食を食べる。
「重婚化だって好きな子できた?」
急に話を振ってきた。最近では、ダンジョンばかりで、その他のことは何も知らない。というよりかは調べていないという方が正しい。
「重婚化、重婚化っと」
検索に入れると、出てきた。ふむふむ、お湯が沸いたので、ポタージュにお湯を注ぐ。そして、できているパンにジャムを塗り食べる。
「さっさと着替えなよー」
と少しご立腹のようだ。最近は早起きしてさっさとダンジョンに潜っていた。それがないので、早起きをしておらず、ずっとパジャマ生活は許してもらえないようだ。
「はーい」
ご飯を食べ終わり、調べていた内容に目をやる。まとめるとこうだ。ダンジョンのせいで、若者の死傷率が上昇しているので、若者を多くするために重婚化します。という政策だ。これには概ね男性からの賛成が多くあったのだが、女性からの反対が多くある。
これには意外だ。アイドルと結婚することができると考えると、この重婚化に賛成すると思っていたのだが、反対が多かったようだ。俺は賛成か反対か?と聞かれると興味がないと答えそうだ。そのまま着替え、ベッドに飛び乗り、アニメを見ていると親からの呼び出しがあった。
「荷物届いているよー」
?が頭に浮かぶ。その荷物を開けると魔力強化だったので早速使う。部屋に戻ろうとしたのだが、まだ何か言うことがあるようで呼び止められてしまった。
「投稿する動画これでいい?」
と最終確認だった。本当はなんでもいいと答えたかったのだが、その目は感想を言えとのばかりだ。
「いいんじゃない。」
めんどくさい時の返事はこれに限る。
「そうそう、ダンジョンの氾濫がおばあちゃんの家の付近であったから行くよ。」
との連絡だった。それは急いでいかなければならない。と言うことで、今月2回目のばあちゃんの家だ。学校始まる前に帰れるかな・・・・。
誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。
残り夏休みは3日間
ラスト1日は、学校創立記念日ー。




