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8話

 昼寝から覚めた時にはもう真夜中だった。これから起きてご飯食べてまた寝るのは、ないかなと思い。風呂にだけ入ってからまた寝ようと思う。だが、その前に念の為スキルが獲得できていたのかを確認しておきたい。寝る前に確認した記憶がない。何かのスキルは取れているがそれは何なのかはわからない。


 ということで風呂に入りながら確認することにするか。風呂場でステータスの画面を開く。やはりスキルのページが点滅していることがわかる。見間違いではなく手に入れることができたことを確認することができ安心した。ドキドキしながら、スキルボタン確認へ行こうとする。別のスキルが取れていたならば、再びとるために模索しなければならなくなる。


 もう絶対にしたくないと強く願う。目を閉じながらボタンを押す。そっと目を開けて手に入っていることを確認する。そこには魔力操作と文字が書かれていた。よし!ついガッツポーズをしてしまったが、それほどまでに嬉しかった。念の為書かれていることを確認しようと思う。


 まずは魔力操作の方だ。「精密な魔力操作ができるようになる。魔法使用時のMP減少、威力調節可能、リキャスト時間減少」と書かれている。気力操作も同様に「精密な気力操作ができるようになる。武器のアクティブスキルのSP減少、威力調節可能、硬直時間減少。」と書かれている。うん、これは強い。


 極めると消費が減るのはもちろんのこと、硬直やリキャスト時間が減るのは強い。初めの頃はアクティブスキルを使うと体を操作されている感覚になり、そこからキャンセルができない。それを可能にすることができるようになるかもしれない。さらにスキルを自分の手で再現することができるようになるのではないかと考えている。


 魔法を使うにはその魔法名をいう必要がある。だが、魔力操作を鍛えると、無詠唱も可能になるのでは?と思ってしまう。無詠唱の魔法使いというのは今まで現れていない。隠して持っている人はいるのかもしれないが、今のところは伝説上の存在だ。これになることができることで大きなアドバンテージになるのではないか?


 レベル上げをしていると同じぐらいにレベルが上がっていくだろうからしばらくは見ないでいいかなと思う。寝起きの風呂はのぼせやすい。一旦風呂から出て明日の武器でも考えるか。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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― 新着の感想 ―
[一言] たった数時間でもう絶対にしたくないと強く願うのはこらえ性ないなぁ
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