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55話

 ギョッとした顔でこちらを見てくるがすぐに表情を元に戻す。さすが、このようなことに慣れているようだ。


「商品を載せてください」


 カバンからポーションと、ガントレットを渡す。そのあと番号札を受け取り、席に座った。スキルブックはなかった。あってもいいスキルではないと思う。レアということもあって、防御力や、攻撃力が高かったが、攻撃の種類がオークと一緒だった。


 そのため、スキルブックは落ちても、下の階と変わらない。というか、前まではレアと戦う前に通常個体と1日は戦っていた。だが、今回はそれをせずに戦うことになった。


「はー、」


 いつの間にか、特大の慢心をしていたようだ。それは、殺されかけるわけだ。強さや持っているスキルを確認し、対応するために倒す。それに反省点もある。それは自分の勘を信じることだ。自分の勘を信じていれば、この左腕を失うことはなかった。そう思うと、悔しくて歯を食いしばる。


 今度とるスキルは自動回復になりそうだ。他にも欲しいスキルがあれば、そっちを取りたいのだが、今回は仕方がない。安心を買うことができるのであればまだいいだろう。これで戦う時間が伸びる。他にも、エリクサーがあれば腕が生えてくる。だが、腕を持って帰ってきているので、最上級ポーションでもいくことができる。


 番号が呼ばれ、結果がわかる。まず、ポーションは、最上級ポーションだ。腕は持って帰っているので、引っ付けることができる。売るならば千万円は固い、だが今は無くなった腕をどうにかしたい。そのため、持ち帰りますと答えた。


 そして、ガントレットには、貫通力50%増加、大きさ変化だ。これがおそらく武器に乗っていた。そのため、腕をちぎられてしまったのかもしれない。それに魔法にも乗れば、最強になると思う。大きさ変化は、その装備をした人の大きさに変化することだ。今は、オークが装備していたということもあり、とても大きい。一回手を上に置いても腕の半分がかぶさるほどの大きさだ。


 そのまま、元のいた場所に戻る。なんか後ろで、ポーションがいるんです。とか言っているがスルーをして飲み、腕を引っ付ける。細胞が伸びてきて、合体した。握るが、とても違和感を感じる。しばらくは、ダンジョンにいくことができないだろう。


 どうせ、中間テストが始まる時期だ。俺の学校もテストだろう。親も勉強しろと言ってくる。勉強をするふりをしながら、リハビリをするか・・・。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

腕は生やしておかないとね。片腕で強いのは憧れるけど・・・。

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