表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/1633

35話

 あんなことが起きて次の日からよく見られるようになった。そのため、結構なストレスが襲い掛かる。だが、ステータスも上がってきた俺には風邪もひかない丈夫な体になっていた。


 さらに知力の数値もレベルが上がることで格段に上昇している。そのため、勉強いらずで記憶することができている。他のことを置いといてでもダンジョンに潜りたいのだが、時間も時間だ。帰ってくる頃には日が沈み始める。本当に学校は邪魔だ。


 これさえなければ、時間を思う存分ダンジョンに費やすことができるのに!!


 そんなことも束の間、再び休日だ。集中力が上がったおかげで、時間が早く過ぎていくように思える。とてもありがたい。授業が退屈過ぎて眠たい。だが、勉強をしたくないがために授業をしっかりと聞かなければならない。これがどれだけ苦痛か。


 だが、ダンジョンに来たことで気持ちを切り替える。今回は、毒の短剣を使ってみるのが目的だ。魔力を込めると毒が出てくる。その毒の効果を見たいと思っている。鑑定があればその毒が何なのかがわかる。正直、麻痺毒が一番ありがたい。戦い方的にほぼ確定で最初の一発を入れることができる。だが、通常の毒であれば動くことが可能だ。だが、麻痺毒であれば動くこともままならず、一方的にそこから連続的に攻撃をすることが可能になる。


 ということで魔力を短剣に込める。この際に注意がいるのだが、通常魔力を武器に込めると頑丈になる。だが、この短剣は頑丈にならないようだ。


「二刀流試すか。」


 考えていることが口から出てしまった。左手には毒の短剣、右手にはいつも通りの短剣だ。なぜなら、威力が上がっている方で刺し、その後すぐに毒で刺すためだ。


 コボルトと戦うまでは即死で決着がついていた。だが、即死で決着がつかないと戦闘が長引く。そのせいで先週は不利になったのではないか?


 さらに土のまきびしも悪かった。匂いで迫ってくるのに、遠くに匂いが出るものを設置したおかげで予想よりも遠くの敵がやってくるようになったのだ。そのため疲れてしまった。


 あれはあれで限界を知れたのでいい練習になったのではないか?死にそうになったことは除いて。話は戻しゴブリンと対峙する。いつもの短剣であれば即死にしてしまう。そのため、今回は片づけている。背後から心臓をめがけて刺した。次のゴブリンには足や首といったことを試すつもりだ。


 果たして様子はというと、そのまま倒れたわけだが、心臓まで届いてしまったようだ。ステータスも伸びていることだ。その分骨を折って心臓まで刺してしまった。



誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

これから平日パートは触れるだけか、特別なことがあったら語るようにしようと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ