表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/1633

22話

「はー」


 学校に行きたくないなー。授業を聞くのがめんどくさい。それに、勉強したって将来使わないことが多い。それプラスしてテストがある。なんで学校というものが存在しているのだろか。正直専門学校だけで良くない?って考えてしまうのは誰もが通ってきた道だと思いたい。俺だけじゃなければいいなー。


 脳内で戦いのシミュレーションをする。どの方法でも倒すことができるのだが、暗殺が一番安定しているように思える。次の階の敵はコボルトだ。敵を見つけた際に、素早さで撹乱していき、ヒット&アウェイといった感じだ。これを突破しなければならない。


 さらに、嗅覚が優れている。ということは気配を殺したとしても、匂いでバレてしまうかもしれない。これはいい練習になる。熱感知を持っている蛇型モンスターも上に行くこと出会う。その練習にもってこいの相手だ。全てにおいて、上位互換が上の階に行くと現れてくる。最終のボスは竜かな?


 素材で武器や防具を作り、かっこいいものを装備したい。黒龍がいいな。絶対かっこいい。その前に授業をしっかり聞いておかねば、テスト勉強をしなくてはいけなくなる。数学と地理がその例だ。国語は教科書とノートを読むだけでいいから簡単だ。


 暗記系は授業と平日の晩に行う復習をしていれば問題ない。英語?そんな子は知らないな。うちの子でないことは確かだ。


 あとは仲間だろうか?どちらかといば癒し枠が欲しいところだ。それとも前線を張ることができる人かな。その辺りはおいおい手に入れるつもりだ。


 そんなことを考えながら授業を聞いていたが、すぐに終わった。やはり他のごとを考えていると時間が経つのが早い。そんなこんなで嬉しくなりスキップが出てしまいそうなほど学校が早く終わった。


 今日はダンジョンに行くつもりはない。それなら、スキルは何がいいか調べておいた方がいい。今欲しいのは、バフ系のスキルだ。バフ系といってもパッシブ上昇の方だ。自分で唱える方は効果時間があるので、あまり1人の身では手を出しにくい。


 今欲しいのは筋力アップやスピードアップだ。欲しい理由としては強いからだ。まず、筋力アップは攻撃力の上昇だ。近接戦闘の職業を手にしていなかった。そのため、攻撃力と素早さが低い。それを補いたい。素早さを上げるとそれに伴い動体視力が上がる。


 ということは素早いコボルトの相手をする上で有利になるのかもしれない。そう考えた。ダンジョン関連の会社や政府公認の販売サイトの値段では68万と書かれていた。これでもまだ安い方だ。オークションサイトで取引されているのを見ると100万を行っているのがたまに見つかる。ほとんどが魔力量増加だ。それほどまでに人気なのであれば諦めて物理を取る方がいい。


 だが68万はちょっと高いため、一旦流しておこう・・・。


「いつかは買うぞー!!」


 モチベが上がった。宝箱やモンスターのドロップで出すことができればいいのだが、その時にはこのことを思いついてなかった。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ