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21話

 家に帰って待ちに待ったスキルブックでのスキルの獲得だ。おそらく探知系か直感のどちらかだとは思っている。なんだかガチャを引いている気分だ。なんのスキルなのかは見ていない。そのため、ワクワクが込み上げてくる。


 明日の準備や宿題は終わっている。ご飯も食べ終え、風呂にも入ってきた。あとはもう寝るだけだ。スキルブックの裏表紙をひっくり返して表にする。魔力探知と書かれている。


「マジかよ」


 そうなってしまうのも仕方あるまい。自力で探すより魔力探知や気配探知といった探知系のスキルがある。どちらも魔力を使うのか、気力を使うのかの差だけだ。それを使うことで効率よく、敵を倒すことができたのにと思ってしまう。


 次にレベルだが、今回はあまり接敵しなかったことからレベルが9で止まった。これが第一の壁と言われている。レベル10になるためには今までより多い経験値が必要になる。だが、11レベルになる時にはそれよりも経験値が少ない。なぞとされていることの一つだ。


 魔法職のレベルがどちらも5レベを越えた。ということは新しいスキルを得ているということだ。確認しに行く。そこには魔力使用量減少と書かれていた。さらに割合は5%だ。ということはレベルが10になるころには半減しているということだ。


 これで魔法の幅が広がる。だが、属性ごとの減少だ。全ての属性をのちに集めたいと思っている。

「多くの職業を経験していくぞー」


 やる気に満ちた声が夜空に響き渡る。


 同じ戦い方をしていたので、新しいスキルを獲得することができなかったが、ある程度戦い方が固まってきている。そのためか新しいスキルを手に入れたとしても戦いに取り込むことができるか不安だ。その分魔法は簡単に取り入れられる。


 とりあえず、休日になるまで、のんびりと過ごすしかないと思うとなんとも悲しい。早くダンジョンに潜りたいという気持ちが高まってくる。ダンジョンがいつまで残っているのかがわかっていない。そのため、大学に行っていることがとても重要だと親は言っていた。そのため、大学に行くために高校に行っている。大学には、ダンジョンの専門学校的なところに行こうと今のところは思っている。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 大学には、ダンジョンの専門学校的なところに行こうと今のところは思っている。 専門学校と大学は違うのでダンジョンについて学べる学部、などにした方が自然かと思います。
[気になる点] ぼちぼち、ステータス一覧表が見たい
[一言] 楽しい、わくわくがとまらない。 こういうのが読みたかった まだ100話以上読める 投稿お疲れ様です。
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