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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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196話

 半分の始末が終わった。残りは3体だ。短剣が切り掛かってくるがバク転で、その攻撃を回避しカウンターとして魔法を放つ。残りのコボルトだが、1体は騎士にもう1体は魔術師に行っている。チーフの方は、拳を盾で受け流してカウンターを魔術師の方はオークを盾に距離をとりながら戦闘をし、遅延をしている感じだ。


「ウィンドチェーン」


 対面していた短剣の体を縛り付ける。止まっているそいつの首を切り落として終了だ。チーフの方へカバーをするために走る。攻撃を与えることはできている。だが、それが決定打までに進んでいない。攻撃を受ける際に後ろに下がるため、深くまで傷をつけることができていない。さらに威力も外に流されるので、バランスを崩すこともない。


 魔術師の方だが、問題なく戦闘を進めていた。オークの肩に登って近づかせないようにしている。上に乗っている魔術師を攻撃するためには、まずオークを攻略する必要があった。そのため時間がかかるだろうと思う。一番殺される可能性があるのはチーフだ。


 そのチーフとコボルトを挟むようにして立つ。コボルトの爪での攻撃を盾で上に弾く、このタイミングで俺が攻撃を仕掛ける。剣があっておらず、この状況から攻撃ができていない。俺の攻撃が腹を貫く。あと少し長ければ、チーフも貫いていた。


 そして、残りのコボルトはオークのパンチによって潰されていた。特に危ないということもなく、余裕での勝利だ。そしてドロップは魔石のみだ。今のところ発電などのエネルギーのみしか使えないと考えられているのだが、絶対今後の役にたつと思っている。これなら、毛皮よりもドロップ率が低い理由になる。


 もし、使えるとすれば、薬の素材か武器の強化素材だろう。今のところは売却確定で、どうせドロップ率の変化もないだろう。必要なら必要な時に集めればいい。必要になってくるのは、こんなのよりも大きいものだろう。そんなことを考えながらバックに放り込んだ。


 シュールストレミングの匂いを落としたかったのでいつもより少し早めにダンジョンから上がる。すれ違った人から少し顰めっ面をされたがあの匂いのせいだろう・・・。


「この時間の人の数少ないな」


 いつもであれば、今の2〜4倍ほどの人数になる。待ち時間を考えるとこの時間に上がった方がいいのか?

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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