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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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179話

 入学式が終わりその次の日になった。その日から俺たち在校生による登校が再開される。クラス分けだが、それは各自に手紙が送られており、その際に何組になったのかを伝えられる。という仕組みだ。そのため、入学式が始まる前に学校に行かなくていい。


 今回はいつもより早めに学校にきている。周りの人と友好関係を気づくチャンスだ。部活が一緒であったり、近くにいる人となら普通に話せる。もちろん男女関係なくだ。だが、めんどくさい相手だとさっさと会話を終わらせに行く。そんな関係だ。


 教室に入り一番最初に目に入ったのは勇者くんだった。


「また、一緒かよ・・・」


 教師陣は俺と勇者くんを組ましておけばなんとかなると思っているのか?謹慎から帰ってきたのだが、その雰囲気や仕草は何も変わっていない。いつも通りの勇者くんだった。あの謹慎で何か変わるかな?と期待していたのだが、外れてしまった。


 再来月にある文化祭で何をするのかといった話だった。それ以外は宿題の提出だけだった。特に興味の湧かない話もなく、至ってスムーズに進む。文化祭だが、クラスで行うのは展示のみと決まっているらしい。部活動紹介もあるのだが入っていない人向けのアピール活動として、この日は部活動ごとに何か出してもらうことになっているらしい。それが、あの入部時に書かれていたトーナメントだ。


 最初から入る部活を決めていた人の場合、4月の後半から部活に入ることができるのだが、決まっていない状態で入学した人には、この文化祭でどの部活に入りたいかを決めるらしい。もちろん出店もあるので、飲食系といった縛りもない。そのため結局は展示が多くなってしまうのも、この文化祭あるあるだろう。


 飲食をする部活もある。その部活動数も少ないことから、調理実習室か屋台になることが多い。そのため文化祭当日の調理実習室周りは人が溢れかえることになる。早めに購入するか、屋台でのんびり食べるのかの2択だ。ダンジョン部の場合は早めに会場へ移動をしなければならない。


 その準備もあるので、ご飯を買ってからすぐに移動をするか、近くのコンビニで買うしか方法はない。先にバスで移動をし、その後発のバスで見る人がやってくる。開始の時刻は、13時ごろだ。トーナメントの名前は、入った時にパンフレットが渡される。それに従って、戦闘を行うようになっている。


 これで好成績だと幽霊継続、もし負けてしまえばほぼ毎日の部活に行かなければならない。そうならないように頑張るしかないな・・・。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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