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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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176話

 ダンジョンが現れてから戦争というものが起きていない。だが、予言ではもうすぐ戦争が起きるとまで言われていた。と言ってもダンジョンが現れるなんて誰も予想ができていない。そのため、今後の予言が正しいのか?という疑問が出てくる。


 2月になり、テストがあったのだが、余裕で終わらすことができた。そのため、外出禁止といったことが起きないだろう。というか、もうすぐ卒業式か・・・・。部長が卒業するとなると、これから忙しくなりそうだな・・・。部長の幼馴染も一緒にダンジョン系の大学に行くという話になっていた。そのための引っ越し準備や賃貸の確保に忙しいらしい。


 そのため、部活にも顔を出していないそうだ。そんなことを他の部員から話を聞いた。大学先でも部長と一緒になるのか・・・。別に問題はないな。理解者が出ていくことによって幽霊が許されるのかという話になってくる。そんなことは考えている。だが、結果を残すことで問題は無くなるだろう。


 一番の問題が、勇者君が部長になった時だ。部長命令として、県外へ遠征とか言い出したら目も当てられない。自分のパーティーもあるので、そういう理由から拒否はされるだろう。だが、そんなことを言うことができる人は何人いるのだろうか?先輩という圧に対して、行きたくないです。なんて言うことは肝がよほど据わっていないとできないことだ。


 あとはボランティアで強制的にダンジョンの氾濫に付き合わされることだろう。あの勇者君が行きたいと言っていた海外の氾濫のボランティアだが、勝手に行ってこいと部長は言っていた。そしてダンジョンによって溜まった金で海外に飛び、ボランティアとして参加したそうだ。


 その結果、武器や装備を一旦回収され、配布された装備で戦うことになったようだ。マジックバッグを持ってなかった人は、そのまま武器や装備を没収され帰ってくることがなかった人もいたらしい。勇者君はマジックバッグを持っていたので、そこに入れることでなんとか過ごしたそうだ。


 そして、ドロップも国によって回収され、配分はなかったそうだ。勇者君と一緒に行って、戦ってきた部員が言っていた。下手すると装備を全部失って、金はマイナスとなってしまう。ただのボランティアのような感じだ。それなら行かなかったほうがマシとまで言われていた。


 海外だと行かない方がいいなとは思ってしまった。日本だけで過ごすのが一番いい。



誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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