表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

170/1633

169話

 次の日もダンジョンに来て探索を続けていたのだが、少し開けた場所に出た。そこは花畑になっており、真ん中にでかい木が一本生えている。これがもしモンスターであれば、入った瞬間攻撃される。念の為ゴブリンを先行部隊として投入する。


 そこの花畑に一歩踏み入れた瞬間、ゴブリンに向かって魔法が放たれた。花もトレントの一種の可能性がある。こいつ絶対ユニークモンスターだろ・・・。トレント系相手の戦闘は慣れていないので、最後までは放置かな。狩られていたら、そのときだ。


 攻撃をするとなると全ての花を消滅させることを目的に戦うことになりそうだ。そんな魔力は今はないし、調子に乗っているバカを叩くための罠にしか見えない。


 戦い方も魔法を使ってきた。さらに、おそらく真ん中にあるあのでかい木が本体だ。そこを叩くと残っている花も消えることになるだろう。無理だな・・・。数でゴリ押すのが一番勝率が高そうだ。するとしたら、魔術師部隊で殲滅する?それか、ゴブリンで各自撃破していくかの2択だ。


 トレントって成長するとこんなに大きくなったのか・・・。もしかすると、これほど大きくなったのは周りにいたトレントを同族殺しをして、経験値に変えたのかもしれない。そして、経験値が貯まったことにより進化をしたのだ。その結果がこのトレントであれば、今の俺たちは絶対に勝てない。


 魔術師の方もレベル9はなっていて欲しいな。範囲攻撃で殲滅したほうが決着がつくまでの時間が大幅ロスになりそうだ。そんなことを考えながら他のトレントを狩っていく。


 騎士の方は飛びかかり、木の頭の方の枝を切り落としてから攻撃手段をなくしている。地中からの攻撃にはその範囲があった。そのため、頭まで攻撃のリーチが足りない。その結果、頭の枝がなくなるとそこが一番安全だ。そして、禿げた頭を何度も殴ることで木を削っていく。


 と言ってもその対策をしてくる。対策と言っても、来ることを拒むのではなく、乗ることを拒むといった感じだ。乗った瞬間に、動き出し振り落とそうと体を動かす。その間も枝による攻撃は止まない。といった具合だ。


 そのため、筋肉や防御力がなければ振り落とされ、根に掴まれ地中に引き摺り込まれ窒息死だ。一回あったのだが、チーフが根を切ることで助けていた。その後も怖じけづくこともなく、攻め立てているので少しチーフは引いていた。あれは下手をするとトラウマになるやつだからな・・・。絶対に食らいたくないところだ。地中や、枝に注意しながら戦うのはめんどくさい。


 気配察知でわかるものの、小さすぎてより注意しなければならないことに少しストレスに感じる。



誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ