162話
金曜日になっても、マスコミはまだ残っていた。だが、昨日よりかは減っていたので諦めた人もいたようだ。朝学校に来てすぐ、集会が行われると急遽言われた。と言っても殺されたやつと勇者君と氾濫のことについてぐらいだろう。関係のある話も出てるし、念の為出席しておくか・・・。
出席をしてきたのだが、そんな俺に関係のある話ではなかった。でしゃばった人がいたからこれからは気をつけましょうね。とのことだった。これを指しているのは勇者君ただ一人だ。あとは動画を撮っていた馬鹿どもはもれなく1ヶ月の停学にさせたそうだ。モザイクなしであげていた馬鹿に至っては2ヶ月の停学らしい。その中には大学の合格が決まっている人もいたようだ。
だが、そんな人も大学へ連絡が行き、今度どんな処遇が下されるのかが決まるようだ。重ければ入学取り消しかなー。伝えないけど入学はできるけど警戒はするね。みたいな感じに決まりそうだな。
そして、マスコミが多く押しかけているのであまり話をしないようにと緘口令を敷いていた。それぐらいのことだった。話は終わり解散という流れになった。授業だが、通常通りに行われ、家に帰ることになった。
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家に帰り、ステータスの確認だ。昨日はあまり眠ることができていなかったので、そのまま帰ってから即寝ていた。そのためステータスの確認をしていない。その確認を今から行う。
まずはあの3体だが、レベルが上がり、種族としての進化ができるようになっている。明日ダンジョンに行った時に進化させよう。そして、狼だが氷魔法のレベルが1上昇して種族レベルはあと20ほどで進化かな。俺のステータスだが、今している職業のレベルが40に上がっていた。そのため、次の魔術は光と闇を選択していた。
選択をしている際に、ユニークとして置かれていた。魔王と大魔王を取れと言わんばかりに派手に点滅をしていたのだが、それは今度取ろう。うん、今度だ。
それぐらいかな、称号の変化は起きておらず、おそらく週1か月1だと思う。長くても年に1回は更新されているだろう。それ以前に俺の戦い方がバレたのが痛すぎる。あれのせいで、俺の動画とダンジョンでの動画の照らし合わせが行われているらしい。それによって、この学校にいるというのがバレるのは時間の問題なのかもしれない。
引っ越すわけにも行かないので、武力制圧か?ただの他人ならそこまで躊躇する必要もないし楽だな。
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