表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1613/1633

1612話

 企画会議も終わったことだ。その次の日の配信日になるのだった。


「ってことで始まりました51階層の攻略配信〜。イエーイ」

「テンションたけーな」

「新しい階層にくるの久しぶりでしょ?」


 誰も知らないところに足を踏み入れるのだ。ワクワクしない方がおかしいまである。

「まさか、裏切って先に行った?許可を出されたのも最近なのに?」

「お前に言われたくねぇよ」


「51階層の魔物が終わったら、すぐに次の階層に行く?それともドロップとか集める?」

「・・・魔物次第だな」

「ですよね〜」


 魔物がわからないのだから、今決めても意味がない。そして51階層に突入した。そこは墓地だった。十字架の柱が突き立てられていることからヨーロッパ系列の墓地だろう。薄暗く、月明かりが地面を照らしている。


 墓標の真下から腕が伸び、地面を支えとしながら体を持ち上げる。出てくるのはスケルトンだった。一応俺たちと目があったが、すぐに奥の方に消えていくのだった。


「行っちゃった」

「普通なら襲ってくるよな?」

「うん、襲ってくるはず」


 操っている親玉がいるとかなのだろう。


 墓から出てきたスケルトンの痕跡なのだろう。穴がぽつぽつと空いているのだった。


 ___

 トラップを警戒しつつ、進んでいくことになる。スケルトンの足跡が乱雑にあることから、足元にトラップが仕掛けられている心配はないだろう。そして、目の前を歩いているスケルトンの後ろをついていくのだった。


 ダン!!


 銃が発砲されたのだった。すぐにシールドを銃声がなった方向に作り出すことで銃弾を防ぐ。銃声は森林からだった。


 ゆっくりと2mをも超える大男が現れるのだった。熊の皮を被り、目線を悟られないように鼻の高さまで熊の頭の皮で隠しているのだった。


 このステージでのボス的なポジションだろう。そして、囲まれた。スケルトンが森の中から現れ、前を歩いていたスケルトンも反転しているのだった。


 普通にツルための行動だったようだ。


 と言ってもたかがスケルトンだ。婆娑羅の光魔法の前では無意味だろう。森の方向から寄ってこないようにアースウォールを立てる。道の前後から襲いかかってくるのを互いに魔法を放つことで壊し切るのだった。


 気づかれないようにしていたため、距離はまだ空いている。スケルトンに魔法が当たると同時に、砕けるのだった。そして、復活する。その見た目はスケルトンからゾンビへと切り替わっているのだった。


 殺されてから周囲の魔力を吸うことで復活し、生前の姿に戻ろうとしているのだ。


「キリがねえ」

「本体を叩きたいな」

「ここは任せた」


 要するに殺さなければいいということだ。アースウォールを土砂にかえ、押し流し足下で泥を固めることで動きを止める。


 そして、婆娑羅の背後からついていくのだった。思考を持っていたのは、銃を放つ存在だけだ。その存在を殺すことができれば、いいだけだ。

誤字脱字があればしていただけると幸いです。

スリラーネタをしようと思ったけど、やっぱやめとく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ