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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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1605/1633

1604話

 飛ばしていた銃がアースウォールの背後にまで移動するのだった。その間は、魔術師が魔法を曲射することで婆娑羅を襲う。再びシールドのスクロールを使うことで、その魔法を防ぐのだった。


 アースウォールに再び穴が開き、土が圧縮することで作られる弾丸を放つ。壁の位置は固定されている。そのため、目の前に範囲攻撃を出すだけで、土を外に弾き出し簡単に防ぐことができるのだった。


 だが、それだけでは終わらない。その作られた穴から覗き出すのは銃口だ。アースウォールの裏に飛んでいた銃たちが、その穴から婆娑羅を覗き込むのだ。そして、一斉に銃弾が放たれる。だが、土属性の槍で同じように壁を作り出すことで弾丸を受け止めるのだった。


 だが、完全に視界が悪くなった。そのため、スケ3の骸骨を宙に浮かせ、魔法で迎撃する準備をさせる。騎士がいれば、このまま攻撃を仕掛けることができたのにな・・・。


 分身体は走らせ、地面に闇魔法を設置していくのだった。次の瞬間だった。全てのアースウォールと設置していた銃、分身体が切断されるのだった。


 婆娑羅は後ろに数歩下がりつつ、壁として立てていた魔法ごと切り裂いたのだった。


 婆娑羅の槍から1本の魔法の棒が伸びていた。鞭のようにしなやかで、伸び縮みもする。これを薙ぎ払ったことで、集団モロもと殲滅をしたのだった。


 組み込まれていた属性は火と光だ。そのため、行動の素早さと火力に全フリしていたようだ。婆娑羅から姿が見られている。即座に白炎のボールを作り出し、婆娑羅に向かって飛ばすのだった。対する婆娑羅も同じようにボールを作り打ち消し合う。


 土魔法で1本の長い棒を作り出し、それを婆娑羅の方向に向かって倒すのだった。その持っている槍で縦に斬り払い、最低限の動きで魔法を防ぐのだ。


 土煙の中、次の魔法を準備する。その次の魔法はファイヤーランスだった。ファイヤーランスを作りつつ、トップを巻き起こすことで土煙を吹き飛ばす。そして、婆娑羅の視界がはっきりと見えるようになったタイミングで、このファイヤーランスを飛ばすのだった。


 婆娑羅は、槍の先端から伸ばしていたものを手元に戻し、槍の穂の部分に属性を付与することでそのファイヤーランスを破壊していくのだった。破壊していくのは自分に当たりそうなものだけだ。


 俺の本当の狙いは、婆娑羅の方に飛んで行っていないものたちだ。空中にいる槍たちの方向に向きを変え、ファイヤーランスが命中し爆破する。


(壊してから、修復できるものだけ直せばいいか)


 だが、婆娑羅は不敵な笑みを浮かべているのだった。槍の破片が全て空中を漂っている。そして、破片が降り注いでくるのだった。破壊されることが大前提で作戦を立てていたらしい。


 だから、最初から狙ってくれと言わんばかりに、空中を漂わせていたり自身の遠くにするといった距離を空けたりしていたのだった。


 破片が降り注ぐと言っても質量を持っていないものだ。そのため、グラビティーの魔法1つで対処ができる。破片全てが地面に叩きつけられ、動きができなくなるのだった。



誤字脱字があればしていただけると幸いです。

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