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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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1572/1633

1571話

 訓練配信はまだ続く。次の目的がまだ残っているのだった。


「カラスの攻撃対策はまあ行けたとして、指揮個体をどう見つける?」

「木々を倒す方法を1つ考えてきました。気をお願いしてもいいですか?」


 その案を聞こうか。成長により木を生やし、軽い森林を作り出すのだった。マリアは光魔法のビームを出し、薙ぎ払うのだった。これで木々を切り倒そうと考えているのだ。


「ここで、1つ問題点があって・・・。逃げられた時に殺すことができません」


 木々が倒れることで視界が潰れる。マリアの場合は魔法に集中する必要も出ている。その結果、指揮個体を見失う可能性が出てくるのだった。


「あー、そこは婆娑羅が殺せば?」


 婆娑羅に対してお膳立てをしたという名目で、マリアにも箔がつくだろう。

「まあ、うちがするのが効率がいいか」

「だから本気で木を壊しにかかっていいよ。けど、合図が欲しいなー」


 急にその範囲攻撃をされると、魔法に当たってしまうだろう。だから、何かしらの合図やタイミングを合わせてほしい。例えば、カラスが空を舞い位置がバレた時や「ジャンプ」と命令をするといったものが挙げられる。


「カラスと出会ってすぐに行います」

「OK。木々を切り倒す自信は?」

「本番までに確認をするつもりです」


 それが通用しなかった時も考えておかないとな・・・。

「もし、木が倒せないものだったらどうする?」

「雑魚が全滅した後に何かしらの行動に出るはずなのでそこを叩きます」


 考えているならよし。後問題なのは、その姿を誰も見ていないことなんだよなー。

「カラスってどんなスキルを持っていると思う?」

「ん?そんなの指揮だろ?」

「ユニーク系のスキルか、レア系のスキルかってこと」


「流石にレアだろ。幻影のレアスキルってところだな」

「何円くらいするのかな?」

「売った時の金か・・・」

「いや、使わないのなら欲しいなーって思ってさ」


「上げますよ?」

「ダメだよー。そこは自分の価値になるからしっかりと金の請求をしないと、金で喧嘩とかくだらないことは嫌だよ?」

「だから、ぼったくってやれ」

「流石に千万も用意ができないわ」

「いや1億」

「もっと無理だわ。まあ、勝つこととドロップすることが前提条件だからね。頑張れ」


 そうマリアに声をかけるのだった。とにかく生きて帰ることで、その後のことを話すことができる。だから、頑張って勝ってくれ。そう願うのだった。

誤字脱字があればしていただけると幸いです。

次回、マリアvsカラス

再戦が起きるのだろうか?

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