151話
そのまま、他のゴブリンも狩り夕方になり、家に帰った。いつもよりも、ゴブリンの湧きが少なかったのと遠距離か近距離の武器縛りになっていた。もしこれがバグだったら・・・と思うと明日はやめておこうかなという気持ちになった。久しぶりに昼まで寝るぞーという気持ちの元そのままご飯を食べ終え部屋に戻る。
少し調べたいことがあった。それは一番近くにあるダンジョンに潜っている人のレベルの高さだ。ダンジョンのレベルが高く、収入がいいので、都心部へ行く人が多くいるのだが、この影響があってもこの辺りに住んでいる強い人は・・・、真っ先に上がっているのが部長のパーティーだ。そのメンバーもバランスが良く隙もなさそうだな・・・。この人たちが17階層まで行っているらしい。その他の人が19、19とかそんな感じだそうだ。
と言っても質問に答えていないような人もいるようなので、他にも強者がいるのだろう。一番強いのに部長が上がっているのが謎だったのだが、タイマンであれば部長が強いだろ。みたいに考えられたらしい。
次の日は久しぶりに休憩をした。久しぶりにのびのびと過ごしたものだから、動きたくないなという気持ちが出てきてしまう。やはりこたつは魔物よりも強敵だった。そしてまた地獄の学校が始まった。
そして、3日たち、水曜日となった。普通に登校をして学校に着いた。その時にサイレンが鳴り出す。もしもダンジョンからの氾濫があれば、サイレンを出すことでその近くにある地域に氾濫が起こったことを知らせるのだ。そして、その音を聞いたら外にはあまりでない方がいいとまで言われている。
家が近くにあると、魔物が家の目の前を歩くことがあるそうだ。そのため滅多なことがない限り外に出てはいけないと言われている始末だ。あとは自衛隊がきて戦うまでだ。
しかも魔物はなぜか人の建物の中は絶対に入ってこない。1回あったのが、魔法による火災だ。一番大きい魔物はというとドラゴンだろう。アメリカで氾濫の際に出てきたドラゴンだが、暴力の嵐だった。その尻尾で薙ぎ払えばその辺りにいた人も吹き飛ばされ、ブレスを吐けばその辺りはたちまち火の海になってしまう。
そんなドラゴンだが、今世界最強と言われている人に倒されたらしい。都市伝説ではそれが人化したドラゴンなのでは?とまで言われているぐらいだ。そんなモンスターが現れるようになってしまうのだが、指揮をしているものがいるのが多い。どうにもドラゴンみたいなのは例外中の例外だ。
この学校には勇者様(笑)が存在しているのでなんとかなるだろう。そう思い、机の上でもたれかかるようにして眠りに着いた。
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